毎日料理で使うまな板。
食べ物に直接触れるものですから清潔にしておきたいですよね。
まな板の除菌方法は様々ありますが、
実際どのやり方が効果的なんだろう?
と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、まな板の除菌方法や、
まな板を清潔に保つためのお手入れ方法について徹底解説します!
まな板の除菌には重曹がおすすめ!正しい使い方とは?
まな板の除菌と聞いてまず思い浮かぶのが、
熱湯消毒・キッチンハイターではないでしょうか?
熱湯消毒は昔からある方法ですし、
キッチンハイターはスーパーやドラッグストアで必ず見かけるものですから
馴染みがありますよね。
まずは、この2つの方法についてまとめてみましたので見ていきましょう!
<熱湯消毒>
メリット…手軽・こまめにできる
調理前に行うことで予防になる
デメリット…除菌効果は低い
すでに付いてしまった汚れ・黒ずみをきれいにする効果はあまりない
<キッチンハイター>
メリット…除菌効果が高い
特に黒ずみに効果的で、目に見えてきれいになる
デメリット…臭いがきつい・口にしたら危ない
木のまな板には使用できない
このように、もちろんこの2つの方法は効果はありますが、
デメリットも目立ちますね。
「手軽にできて、除菌効果も高く、体に無害」な方法があれば一番いいですよね。
そこでおすすめなのが重曹を使った除菌方法なんです!
ここからは、重曹を使ったまな板の除菌の詳しいやり方をご紹介します!
<用意するもの>
重曹
お酢 または クエン酸
水
この時使用する重曹やクエン酸は、
「掃除用」ではなく「料理用」を使ってくださいね。
<手順>
- まな板をしっかり水ですすいで汚れを落としておく
- 重曹をまんべんなくふりかける
汚れがひどい部分には特にしっかりかけておきましょう。
また、この時点でスポンジでゴシゴシしてしまうと、
重曹の研磨効果でまな板に傷ができてしまうので、
こすらないように注意してくださいね。
- 水で薄めたお酢(またはクエン酸)をかける
水200mlに対してお酢(クエン酸)小さじ2が目安です。
スプレーボトルに入れてシュッシュとすると簡単ですよ!
- 泡が出てくるので、しばらく放置する
泡の上からラップでパックしておくと効果アップです!
- スポンジで軽くこする
重曹とお酢の泡で汚れが浮いてくるので、
黒ずみなども簡単に落とせちゃいます!
ここでもあまり強くこすらないように注意してくださいね。
- 水でしっかりと洗い流す
以上で終了です!
泡を放置する分の時間はかかりますが、
重曹さえ常備しておけばあとはお家にあるものでできちゃいますので簡単ですよね。
キッチンは雑菌が繁殖しやすい場所でもありますので、
3日~1週間に1回程度はまな板の除菌をするのがいいでしょう。
重曹は値段も安いのでキッチンハイターなどを買うよりお得ですし、
料理用なので万が一口にしてしまっても全く問題ありません。
熱湯をかけるだけよりも除菌効果が高いので、
特にお子様がいるお家などにはおすすめの方法です!
まな板が汚いのは洗い方に原因!?溝の洗い方とは?
重曹によるまな板の除菌方法を紹介しましたが、
そもそも日ごろからまな板をきれいにしておくことも重要ですよね。
毎回ちゃんと洗っているはずなのにしばらくするとまな板が汚い…という方は、
洗い方に原因があるのかもしれません。
まな板の汚れや黒ずみの原因は、
料理の時に包丁でまな板についた傷。
この傷の溝に入り込んでしまった汚れをしっかり洗うことが、
まな板を清潔に保つポイントです。
- 「水」で食材を洗い流す
ここで、「お湯」をかけるのはNGです!
表面に残った食材のタンパク質が固まってしまい、
余計に汚れが落ちにくくなってしまいます。
- 食器用洗剤でこする
スポンジやたわしで溝に入り込んだ汚れをかき出すイメージで、
溝にそって洗っていきます。
- 水でしっかりすすぐ
洗い残しも黒ずみの原因なので、
しっかり洗い流しましょう。
- しっかり乾かす
普段何気なくまな板を洗っているという方、
以上のポイントを参考にしてお手入れしてみてくださいね!
まとめ
- まな板の汚れ・黒ずみには、重曹を使った除菌が効果的!
- まな板を清潔に保つには、日ごろのお手入れも重要!
毎日使うまな板は清潔に保ちたいですよね。
今回ご紹介した方法を是非試してみてくださいね。