身近な野菜のひとつであるキャベツ。
毎日の食卓に多く登場する定番の野菜ですよね。
みなさんキャベツを家でどうやって洗っていますか?
よくテレビの料理番組でキャベツをひと玉丸ごとざく切りにしたり、
千切りにしたりしているのを見かけますが、
あのキャベツは洗っているのでしょうか?
「キャベツってどうやって洗うのがいいの?そもそも洗うべきもの?」
本記事では、そんな疑問について解説します!
キャベツってどうやって洗うの?洗う派の人はこうやって洗っている!
買ってきたばかりのキャベツ、
泥や虫が残っていそう…と気になるけど、
大きくて重いキャベツ、
キッチンで洗うのはちょっと大変ですよね。
キャベツを洗う派の人は普段どうやって洗っているのでしょうか?
家庭でキャベツを洗う時の正しいやり方と、
注意すべき点ついてまとめました!
①一枚一枚剥がしてから洗う
外側の葉から一枚ずつはがし、
ボウルに水を張って洗うかサッと流水ですすぎます。
重たいキャベツをひと玉丸ごと洗うより、
使う分だけ洗えるし省スペースですよね。
一枚一枚丁寧に洗うことができるのも安心です。
②芯をくり抜いて洗う
一枚一枚剥がして洗うのが面倒な時や、
キャベツをかたまりごと料理に使いたい場合もありますよね。
そんな時はキャベツの芯をくり抜いて、
くり抜いた部分から水を流すというやり方もあります。
ただし、切り口に水が触れてしまうと
日持ちがしにくくなるというデメリットもあります。
1日、2日程度で使い切ってしまうぶんには問題ありませんが、
早めに食べきることを心がけましょう。
長期で保存したい場合は、
芯をくり抜いた部分に濡らしたキッチンペーパーを詰めておくと長持ちしますよ!
③洗うタイミングは、切る前!
キャベツの主な栄養分であるビタミンCは、
水溶性で水に溶けやすい栄養素です。
切った断面が水に触れてしまうと、
そこからせっかくの栄養素が流れてしまいます!
とはいえ、千切りにした時などは、
切ったあと水にさらした方が食感がよくなるともいいますよね。
その場合は、流水でサッとすすぐ程度にしておくといいですね。
水溶性の栄養素は10分水にさらすと溶け出てしまうといわれていますので、
少なくとも10分以上水につけるのはやめておきましょう。
キャベツは洗う必要がなかった!キャベツの育ち方に秘密があった!
キャベツを家で洗う方法について解説しましたが、
実は「キャベツは洗わなくて良い」ともいわれているんです。
その理由は、キャベツの育ち方に秘密があります。
キャベツは、まず外側の葉が発芽し、
次に内側からどんどん葉が育っていく野菜です。
ですので、内側の葉は成長する段階から外側の葉に覆われている状態のため、
農薬や泥、虫などからは守られているのです。
たしかに、キャベツは内側の葉になればなるほど葉がぴったりくっついていて、
泥はもちろん、虫なども居ないことが多いですよね。
ある検査では、キャベツの内側はほぼ無菌状態であるという結果も出ているそうですよ。
つまり、農薬や泥が残っていたり、
虫などが居る可能性の高い外側の葉を2、3枚剥がしておけば、
キャベツは必ずしも洗わなくても良いということです!
ただし、外側に虫の食べ跡やフンが残っているものは、
中まで虫が入り込んでいる可能性がありますので、
一枚一枚剥がして洗うやり方を取ったほうが安心ですね。
また、キャベツは虫が付きやすく、
無農薬と謳っているもの以外はほぼ農薬が使用されています。
「外側の葉以外は大丈夫とはいえ気になるなぁ…」と感じる方は、
もちろん洗っても問題ありませんよ!
その場合は、前述の通りできるだけ切る前に洗うことをおすすめします!
まとめ
①キャベツは外側の葉を2、3枚はがしておけば、内側は洗わなくてもOK!
②洗いたい時は、切る前に洗った方が栄養を逃しにくいのでおすすめ!
キャベツを調理する際はぜひ参考にしてくださいね!