千羽鶴にどんな意味があるのか、
由来は何なのか、
知らない人も多いと思います。
そこで、今回は千羽鶴についてご紹介します。
意味や由来について書いていきますので、
知らない人はこれを読んでいただけたらと思います。
千羽鶴の意味って知ってる?平和のシンボルと言われるようになった由来とは!
千羽鶴は大きな願い事を叶えるため、
願掛けとして作られることが多いですよね。
「病気が治るように。」「災害からの復興を願って。」など、
お見舞いとして贈られることが多くありますが、
千羽鶴には祝福の意味もあるんですよ。
千羽鶴と言えばお見舞いの意味の方が強くイメージがあるため、
お祝いの意味があることは知らない人も多いかもしれません。
私も調べるまではお祝いの意味まであることは知りませんでした。
そんな千羽鶴が平和のシンボルと言われるまでになったのはなぜなのか。
知っている人は少ないと思います。
その由来は、広島にある原爆の子の像のモデルにもなった被爆者の少女が、
鶴を千羽折れば病気が治ると信じながら折ったことが、
きっかけと言われています。
鶴は長寿でも知られているので、
「その長寿にあやかろうという気持ちもあったのかな。」と思います。
千羽鶴というと千羽の鶴ということで、
「きっちり1000羽じゃなきゃいけないの??」
と思うかもしれませんが、
そういう訳でもないようです。
1000という数字を聞くと多くの人は、
「たくさんある。」という印象を受けるかと思います。
「千=たくさん」ということで、
「たくさんあるのは縁起が良い。」という説もあります。
日本では、鶴は千年…という言葉があるように、
鶴は長生きの鳥、
おめでたい鳥とされていますよね。
千羽もの鶴は、
「良いことが起こる前触れ。」
とも言われているそうです。
ただ、これは俗説でハッキリした根拠がある訳でもないのですが、
たしかに縁起が良いとされる鶴が千羽もいたら…と考えると、
良い予感がするのはわからなくもないですよね。
意外と深い千羽鶴の意味!色にも決まりがあるって本当?諸説あり!?
千羽鶴の意味については先ほども書きましたが、
千羽鶴を見たことがある人の多くは、
きれいなグラデーションになっている色の順番に、
まとめられたものが多いと思います。
そういったことから色の順番など、
決まりがあるのではないかと思っている人も多いです。
しかし、実際には色の決まりなどはないんですよ。
見た目にもキレイなため、
グラデーションを使った千羽鶴が多いですが、
こうでなければならないといったことはないんです。
なので、自分の好きな色で好きなように作っても問題はありません。
まとめるときも、グラデーションを考えることなく、
色がバラバラであっても大丈夫なんです。
きれいなグラデーションの千羽鶴を作るときは、
だいたい15色か20色で作られることが多いですが、
使う色の数にもこだわる必要はありません。
まとめ
折り紙で鶴を作ったことがある人は多いと思います。
そんな大多数の人が折ることができる鶴ですが、
千羽鶴を作ったことがある人は少ないかもしれませんね。
だからこそ、
「千羽鶴について詳しくは知らない。」
そんな人も多いです。
私もその中の1人でした。
千羽鶴を作ることもなかったですし、
意味や由来についても考えたことさえなかったです。
でも、この先もしも作ることがあったなら、
千羽鶴に込められる意味や由来について覚えておくと、
ただただ鶴をひたすら折るよりも、
「作り甲斐があるかな。」と思います。
我が家の子供たちは男の子ということもあるのか、
折り紙で遊ぶこともほとんどなく、
最後に折り紙を折ったのも幼稚園の頃だったので、
鶴を折ることさえできないです。
そんな我が子でも千羽鶴のことは知っているので、
千羽鶴について教えながら、
鶴の折り方を教えようかなと思います。