成人式というときれいな振袖や袴、
スーツなどで着飾って、
式に出席するイメージがありますね。
式典では偉い人の話を聞いたり、
新成人の抱負を聞いたり。
それよりも楽しみなのが、
懐かしい友達とひさしぶりに会って話が盛り上がったり。
そんなイメージのある成人式ですが、
最近は「成人式にはいかない」という人も増えているそうです。
「成人式にいかない」という人になぜなのか聞いてみると、
「一緒に行く人がいない」
や
「地元に友達が少ない」
という理由が多いそうです。
何十年も前の話ですが、
私が成人式に出た時にも、
実は約束して一緒に行く人はいませんでした。
予約した美容室で朝から着付けやヘアセットがあり、
バタバタと一人で行きました。
ちょっとドキドキしながら式場についてみると…。
結局、式場で小中学校の同級生とあったりして、
楽しく過ごした思い出があります。
しかし中学から私立に行ったり、
引っ越しをしたり、
小中学校の友達と現在はあまり付き合いがなかったりする人も多いことでしょう。
そうなると、一人で行くんだったら、
行かなくてもいいか…
と思う人も多いのも仕方がないことなのかもしれませんね。
成人式に参加したいけど友達がいないと寂しい!それでも参加するべき?
振袖も着たいし、
親も「成人式には出ておきなさい」というし、
成人式自体には、出席をしたほうがいいのかな?
でも、いっしょに行く友達もいないし…
と悩んでいる人もいることでしょう。
ところで、成人式とはどんなことをするのでしょうか?
成人式は、地方公共団体ごとに1月第2月曜日の成人の日にお祝いする行事で、
講演会などを開いたり、
実行委員会がイベントをしたり、
記念品を贈ったりするのが一般的だと思います。
千葉県の浦安市では、
ディズニーランドで成人式をしているのは有名ですね。
その日以外のお盆やお正月に行う自治体もあるようです。
そもそも成人の日とは、
「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」
日と規定されています。
私の場合は、
式でどんな話がされたのか自体はあまり覚えていません(だいぶ前のことなので)
講演会もあったと思うのですが、
どんな内容だったのか忘れてしましました。
でも参加したことで、
20歳になったからと言ってなかなか自覚できない「大人」という感覚が、
成人式に出たことによって、
なんとなく自覚できたような気がします。
それだけでも、
参加する意味があるのではないでしょうか?
成人式に一緒に行く友達がいない…気にしないで一人で行く人も多かった!
成人式は私も一人で出席しました。
実は、結構一人で参加している人も多いようです。
地元を出て大学に行っている人、
就職をして働いている人、
小中学校の同級生とはあまり連絡を取っていない人、
もともと地元に友達がすくなかった人、
いろいろな理由で、
一人で来ている人もいます。
小中学校では全然話をしたことなかった人と、
たまたま隣になって話が弾んだり、
一人で来ているだろう人同士で仲良くなったり。
そうでなくても2時間ほどの式典ですので、
一人でいても大丈夫です。
楽しかったと思っている私の成人式の思い出ですが、
いっしょに盛り上がった友達たちは、
学生のときはそれほど仲良くなかった人たちでした。
今考えても、
あのメンバーはあの時だけだ!
と思います。
初めから約束してしていなくても、
こんなこともあるのです!
成人式という独特な雰囲気で、
盛り上がってしまいました。
まとめ
辞書によると、成人とは心身が発達して一人前になった人。
成年に達した人間。
おとな。
現在一般的には、
満20歳以上の者をいう。
とあります。
大人になると、
一人で行動することが多くなります。
一人前になった人というのは、
そういうことではないでしょうか?
友達がいなくても、
気にしなくて大丈夫です。
大人として堂々としていればいいのです。
誰かと盛り上がれたらラッキー、
くらいに思って行けばいいと思います。
何年かたって、
いい思い出になるといいですね。
それでもどうしても苦痛なのであれば、
行かないという選択をしてもぜんぜんいいと思います。
行かないからといって、
大人になれないわけではないのですから。