星座の神話を知っていますか?
12星座にまつわるお話のことをいいます。
神話と聞くと難しい話ばかりじゃないの?
と感じている方も多いと思いますが、
面白いお話がたくさんあるのです。
星座と神話を結び付けたお話を知っていれば、
夜空の見方が変わるかもしれませんよ。
星座の神話の面白エピソードを紹介したいと思います。
星座の神話で感動したい!心を動かす星座のおはなし
神話の中には恋愛のものが多いように感じます。
今読んでみると、
「そんな事してたの!」「それいいの?」と、
結構ドロドロなものが多いのです!
昼ドラのようなものもおすすめですが、
感動できる神話もあるのです!
感動したい方におすすめ!
心を動かすお話しを紹介します。
神話の中で感動する話としてよく知られているのが
「ふたご座の物語」です。
この話は、兄弟の絆の物語になります。
ゼウス(全知全能の神)は人間のレダに恋をします。
しかし、レダはすでに夫のいるスパルタ国の王妃でした。
ゼウスは白鳥の姿になってレダの元に通うようになります。
そして、レダは2つの卵を産みました。
1つはスパルタ国の血を引く姉の「クリュタイムネストラ」と、
弟「カストル」が誕生しました。
もう1つからはゼウスの血を引く兄の「ボルックス」と、
妹「ヘレネ」が誕生しました。
レダは「人間の子」と「神の子」を産んだのです。
ボルックスとカストルは、
とても仲の良い兄弟になりました。
従妹にあたる「イダム」と「リュンケウス」は、
ボルックスとカストルに冷たくあたります。
イダムとリュンケウスは、
ボルックスとカストルから牛を騙し取りました。
ボルックスとカストルは、
そのことを大目にみてあげました。
ボルックスとカストルが結婚することになり式を挙げていると、
従妹の二人がやってきてボルックスとカストルを侮辱しました。
これにはボルックスとカストルも怒り、
取られた牛を奪い返し、
レウキッポス王に献上してしまうのです。
それに怒った従妹たちは復讐をします。
カストルを殺してしまうのです。
ボルックスは神の子なので、
不死身のため、死ぬことがなかったのです。
ボルックスはカストルの敵を討つため、
リュンケウスを殺します。
次にイダスを狙うのですが、
反撃にあい、気を失ってしまいます。
イダスはこのままボルックスを殺そうとしますが、
ゼウスがイダスに雷を落とし、
殺してしまうのです。
ボルックスはゼウスに、
自分の命をカストルに捧げるように頼みます。
ゼウスはボルックスとカストルに
半分ずつ命を捧げることにしました。
これが「ふたご座」の神話になります。
感動する神話として有名なものになります。
星座の神話はいい話ぞろい!面白エピソードが満載だった!
次に紹介するのは面白エピソードです。
いくつか紹介したいと思います。
かに座
レルネの沼で平和に暮らしていた大蟹がいた。
同じ沼に住む毒蛇ヒュドラとは友人だった。
ある時、ヘラクレスがヒュドラ退治にやってきて、次々とヒュドラの首を刈っていった。
自分も逃げた方がいいと分かっていても、放っておくことができず、
大蟹はヘラクレスの足に鋭い爪のハサミで肉を挟んだ。
しかし、大蟹は踏みつぶされてしまった。
女神ヘラは、その勇気を称え星に変えたとされる。
おとめ座
豊穣の女神デメテルの娘、ペルセポネ。
ゼウスの兄である、冥界の王ハデスはペルセポネを妻にしようと罠をしかける。
花を摘むのが好きなペルセポネが水仙を摘もうとした瞬間、地面が割れ冥界へ堕ちてしまう。
この水仙こそハデスが仕掛けた罠だった。
長い地下での生活を余儀なくされたが、ゼウスにデメテルの元へ返すように言われ、
ハデスは承諾する。
しかし、また罠を仕掛け、1年のうちの4か月は
地下で過ごさなければいけないことになってしまった。
娘のいない悲しさからデメテルは宮殿に閉じこもってしまう。
その期間が冬になったとされている。
やぎ座
頭がやぎ、体が魚という姿のやぎ座。
牧草地を司るパーンがモデルだと言われている。
神々が魔神テュポンに襲われることがあった。
パーンは慌ててしまい、上半身はやぎ、下半身は魚という姿で逃げ込んでしまった。
その姿があまりにも面白かったため、ゼウスが星座にしたと言われている。
まとめ
星座の話は「難しそう」と思いがちですが、
調べてみるといろいろと面白い話があります。
自分の星座を読んでみるのも、とても面白いです。
ぜひ、いろいろと読んでみてください。