カシミヤマフラーなのに
チクチクした経験ってありませんか?
同じカシミヤでも種類や質、織り方によって
チクチクを引き起こすものがあるんです。
せっかくなら肌触りのいいマフラーを
身につけたいものですよね。
どうしてもチクチクする場合も何か対策が出来れば
どんなマフラーでも楽しめます。
そんなマフラーでお悩みの方に
マフラーの毛がチクチクしたりかゆくなる原因を解説、
そして対策をご紹介します。
マフラーの毛がかゆい!チクチクしちゃうのは素材が原因?
かゆいと感じたりチクチクする素材とは何でしょうか?
そもそもチクチクする原因は、
マフラーの繊維と肌が擦れて炎症をおこすからです。
細くて柔らかい繊維のものは肌を傷つけにくいためチクチクしづらく、
太くて硬い繊維のものは肌を傷つけやすいのでチクチクしてしまうというわけです。
チクチクしてしまう太くて硬い繊維とは何でしょうか?
それは、ナイロン・ポリエステル・アクリルなどの化学繊維やウールです。
特にマフラーで多い素材がウールです。
ウールの繊維によっても感じ方が違うようで、
太い繊維が全体の5%以上を占めるとチクチクを感じやすいそうです。
ですが全てのウールがチクチクするというわけではありません。
メリノウールという素材は羊毛の最高級であるメリノ種からとれる天然素材で、
非常に細く長い繊維なのでチクチクしにくく肌触りもいいです。
デメリットとしては化学繊維より重く、
水を含みやすいため乾きにくい、
磨耗しやすいなどがあげられます。
様々なメーカーやアウトドアブランドでも取り扱われているので、
高級なカシミヤはなかなか手を出しにくいという方はメリノウールがおすすめです。
マフラーがかゆい時の対策は?自分でできるチクチクを軽減する方法!
お気に入りのマフラーだけどチクチクする…
なんとかチクチクを軽減したい!
そんな時の対策法をご紹介します。
・肌の乾燥を防ぐ
肌が乾燥すると敏感になり、チクチクを感じやすくなります。
秋から冬は特に乾燥する時期ですので保湿対策をしましょう。
また、汗をかいたらこまめにふき取るようにしましょう。
寒い時期でもタイミングによっては汗をかきます。
その汗を放置しておくとかゆみの原因になるので気をつけましょう。
・直接肌に触れないようにする
コットンのタートルネックなどを着て直接肌に触れないようにするとかなりチクチクが軽減されます。
保温しつつ汗も吸収されるのでおすすめです。
また、インナーでカバーすることが難しい場合はスカーフを中に入れたり、
トレンチコートの襟を立ててその上からマフラーをまくのもおすすめです。
・柔軟剤を使ってやわらかくする
おしゃれ着用洗剤を使って押し洗い・押しすすぎをしたあとに、
コンディショナーか柔軟剤を入れて薄めた水につけてから軽く脱水すると、
しっとりした仕上がりになります。
ドライクリーニングなどに出すとごわごわしてしまう場合がありますので、
柔軟剤仕上げをお願いしましょう。
まとめ
対策として、まずはチクチクしない素材を選ぶことです。
手で触ってチクチクしなくても、
実際に首にまくとチクチクする場合もあるので、
購入する際はよく試着してみることが大切です。
カシミヤと書いてあってもランクがあり、
品物によっては他の素材が混ざっている場合があります。
良いカシミヤのマフラーの特徴としては、
繊維が細く・長い、ツヤや独特のヌメリ感があることです。
チクチクする場合は先ほど挙げた対策法を試してみてください。
このような対策をしてもチクチクが治らない場合は、
湿疹やアレルギーの場合もあるので
皮膚科に相談してみるのもおすすめです。
チクチクしないマフラーで冬のコーディネートを楽しみましょう。