ぬか漬けって知っていますか?
ぬかに漬けた野菜のことですよね。
このぬか漬け、自分の家でも作ることができます。
各家庭によって味が違うこともあるけど、
これがまた美味しいですよね。
おばあちゃんの作ったぬか漬けを再現したいと、
ぬか漬け作りに挑戦しようと考えている人もいることでしょう。
でもぬか漬けってちょっと臭いますよね。
家の中がぬか漬け臭くなるのは嫌ですよね。
そこでぬか漬けの臭いの原因は何か?
ということに注目してみました。
臭いの原因がわかれば対策方法も見つかるかもしれませんので、
ぜひ参考にしてくださいね。
ぬか漬けの臭い対策に何ができる?臭いの原因を考えよう!
まずはぬか漬けの臭いの元はなんでしょう?
ぬか漬けとは、
ぬか床と呼ばれるものに野菜を漬け込んだものです。
ぬか床に野菜を漬け込むことで、
発酵したぬかの力で野菜がすごく美味しくなります。
また漬物は保存食としても最適ですし、
おかずにもなり、お茶うけにもなる優れものです。
私の住んでいるところではお茶うけ=漬物はあたりまえです。
そもそも、ぬか床自体も多少は臭うものです。
これは、ぬかが発酵した時の臭いなのですよ。
ぬかは米を精白した時に削った部分、
つまり果皮や胚芽などの集まりです。
炊き立てのご飯は、
ちょっとむっとした臭いがすることもありますよね。
つわり中だと、この臭いがNGという人もいますよね。
これが発酵すると菌が増えるので、
これまた独特の臭いがします。
チーズやヨーグルトもちょっと臭いますものね。
なので、ぬか床自体も臭うことはあるのですが、
アンモニア臭やシンナー臭がする場合はちょっと問題です。
ぬか漬けを食べようとしても野菜に刺激臭が移ってしまって、
美味しく感じなくなってしまいます。
これはぬか床の状態が悪くなっているからと考えられます。
雑菌が繁殖している可能性もあります。
手入れの行き届いた良いぬか床は、
フルーティーで柔らかな臭いがするものです。
ぬか漬けの臭いは置き場所で解決!管理しやすい方法でやってみよう!
「ぬか床は毎日かき混ぜるもの」
この手間が面倒でぬか漬けを作る人が減っているのですね。
手抜きをすることでぬか床の状態が悪くなり、
すごく臭くなってしまいます。
ぬか漬けの臭い対策は、
臭いの種類によって対処法が違うのですが、
基本的には毎日のお手入れが一番の対処法になります。
まず、ぬか床は、
かき混ぜやすい容器に入れるようにしましょう。
大きい入れ物で重かったりすれば、
まんべんなくかき混ぜにくいですし、
置き場所にも困ります。
家庭で作るなら
口が広くて浅めの容器に入れるようにしましょう。
置き場所にも気を付けましょう。
直射日光が当たらず、
涼しく風通しの良いところが理想です。
ぬか床は温度が上がることによって
発酵が進みすぎてカビが生えたり、
雑菌が繁殖したりしやすいです。
これが臭いの原因にもなります。
冷蔵庫に入れて管理するというのも一つの方法です。
冷蔵庫に入れれば臭いをシャットアウトできますし、
ぬか床は冷やせば臭いがほとんどしなくなります。
ぬか漬けの臭いの原因は菌が増えすぎているからです。
ぬか床は生きています。
菌(と言っても良い菌ですが)が育って行くことによって旨みがパワーアップされ、
ぬか漬けは美味しくなるのです。
しかし手入れが悪く温度が高いと
菌が増えすぎて妙な臭いになってしまいます。
ぬか床の底に溜まった水分も
カビや雑菌が発生する原因にもなります。
まとめ
ぬか漬けはお手入れが大変ですが、
良いぬか床は半永久的に使うことができますし、
本当に美味しいぬか漬けを食べることができます。
臭いの原因は一言でいうとお手入れ不足です。
①まずはお手入れしやすい容器に入れる事
②温度も高すぎると臭いの原因になる可能性があるので冷暗所か冷蔵庫に置くのがgood!
発酵食品はお肌をきれいにしてくれますし、
何より元気が出ます。
臭い対策をしっかりして
美味しい漬物を毎日食べましょう。