お刺身は美味しいですし、調理の手間はいらず、
さらに食卓がゴージャスに見えるので、
忙しい主婦にはとっても助かりますよね。
刺身のブロックを買ってきて切るのもいいですけど、
普通にスーパーで売っていて切り分けてある刺身が手軽で便利ですよね。
でも刺身パックって「つま」がついていますが、
あれって必要なのでしょうか?
大根や人参の千切りや大葉や菊の花まで付いているものもあるけど、
捨てちゃうこともありますよね。
なんかもったいないような気がする。
そこでスーパーのお刺身についているつまに注目してみましょう。
他の人はつまをどうしているか、
また、つまの利用法なども考えてみましょう。
スーパーのお刺身のつまは普通は食べる?食べない?
スーパーのお刺身についているつまは、
本物の野菜で作られているものはすべて食べることができます。
中には作り物の菊花や印刷の大葉を使っているところもありますが、
本物の野菜のつまなら食べることができます。
菊花も食用なのですよ。
菊花は花びらを散らしてしょうゆに浮かべれば見た目もきれいで、
香りがして刺身の生臭さを消してくれます。
昔、私は中央市場に勤めていたことがあるのですが、
菊花も紅たでも大葉も穂じそも、
ちゃんと競りにかけられて取引されているのですよ。
ということは作っている農家の人がいるということです。
まあ無理に食べる必要はありませんが、
せっかく作ってくれた人がいるのですから、
残さず食べた方がいいのではないでしょうか?
スーパーのお刺身についてるつまの安全性は?つまの存在意義とは!?
スーパーのお刺身についているつまは見た目をよくする、
下に多く盛ってかさ上げしているなどのスーパーの戦略もあるのですが、
実はちゃんとした理由があるのです。
お刺身は鮮度が命ですよね。
つまは刺身から出る水分を吸い取る役目をすることで、
傷むのを遅らせることができます。
また大根には抗菌効果や消化を助ける働きもあります。
他にワカメは胃や腸を整えますし、大葉は解毒作用、人参は抗がん作用や感染予防効果、
きゅうりは水分が多くて体から余計な塩分を排出する働きもあります。
つまをお刺身と一緒に食べることで
食中毒や消化不良を防ぐことができるという訳です。
やはり、つまは食べた方が体にもよさそうです。
ただし、つまの色が変わっていたり臭う様なら
食べない方がいいかもしれません。
私は大葉は大好きですし、大根や人参も好きなので、
メインのお刺身よりもつまの方を優先的に食べるぐらいです。
でも旦那はお刺身を取った時にちょこっとついたつますら
わざわざ取り除いて食べるのです。
「それぐらい…」と思うし言うのですが、
旦那はつまは完全にNGのようです。
私一人だと食べきれないこともあり、
次の日に大根サラダとして食べることもあるのですが、
出汁の中に入れて煮込んで食べるとこれが結構いい感じです。
冷凍うどんも一緒に入れるとボリュームが出て、
お昼ごはんに食べてもいいかもしれませんね。
いわゆる大根のつまは、文字通り大根です。
大根を細く薄く切っただけ。
普通に大根を煮る要領で使ってもいいということになります。
しかも細く切ってあるので煮えるのも早い!
次の日の朝の味噌汁に入れてもいいのではないでしょうか?
大葉や紅たで、ほじそや菊花は薬味の一種です。
ということはネギと同じなので、
やはり味噌汁に入れてもいいということになります。
意外と使い道があるのですよ。
いつも捨てているという人は一度試してみてください。
結構おいしいですよ。
まとめ
お刺身のつまは見た目をよくするためでもありますが、
実は脂っこいお刺身と一緒に食べると消化を良くする役目もあります。
またお刺身の下に敷くことで魚から出る余計な水分を吸い取ってくれて
鮮度を保つ役割もあります。
つまはお刺身の味を引き立ててくれますので、
ぜひ一緒に食べてみてくださいね。