みなさんはネギの青い部分はどうしていますか?
味噌汁などに入れるという方がいる一方で、
「使わずに捨てている」という方もいるのではないでしょうか。
しかし、それは大変もったいないことをしてしまっています!
ネギの青い部分も十分に料理に使うことができます。
ここでは、ネギの青い部分の上手な使い方を紹介したいと思います。
ネギの青い部分ってどこまで食べてる?実は全部食べられる!
実は私も若い頃はネギの青い部分をどうしたらいいか分からずに
捨ててしまっていた一人です。
一人暮らしを始めて、スーパーのレジのバイトをしました。
そこで、お客さんが「ネギの青い部分を切ってほしい」と言ってきたのです。
私は青い部分から包丁で切り落とし、
何のためらいもなく青い部分はゴミ箱に捨て、
白い部分だけを新聞紙に包み、カゴに入れました。
そうしたら、お客さんが驚いた声で、
「え?青い部分も使います」と言ってきたのです。
その時は「お客さんのものをゴミ箱に捨ててしまった!」と、
とても焦りました。
しかし、そこでネギの青い部分は使えるんだと知ることができたのです。
ネギは白い部分と青い部分に分かれていますが、
実はどちらも葉っぱなのです。
白い部分は土の中で育ち、
青い部分は太陽に当たっていたため分かれています。
どちらも葉っぱなので味や硬さが食べられる状態であれば、
ネギはまるごと食べられるのです。
また、青い部分には栄養がいっぱいなのです。
ネギは体を温める成分が含まれていて、
栄養満点で風邪予防にも効果があります。
また、肌にいいとされるβカロチンやビタミンCの成分も含まれていますが、
白い部分よりも青い部分の方が多く含まれています。
青い部分は少しぬるっとしていますよね。
それは、胃腸の粘膜を保護するとともに血糖値を下げる働きがあるのです。
オクラやなめこのぬるっとした部分と同じ成分になります。
このように、栄養が多く含まれている部分を捨ててしまうなんて、
もったいないですね。
ネギの青い部分も活用しよう!かんたんに美味しいお手軽レシピ!
青い部分をうまく使える料理は、
どのようなものがあるのでしょうか。
できれば簡単に作れるものがいいですよね。
・味噌汁や鍋
私が一番活用するのが鍋です。
青い部分が食べられると知ってからは、白い部分も青い部分も一緒に入れ、
たっぷりネギを食べています。
・炒飯や炒めもの
・ネギ味噌
鰹節、味噌、ネギの順に入れ、ネギがしんなりするまで混ぜ合わせます。
おにぎりにぴったりです。
まだまだ、たくさん料理での活用法があります。
調べてみてくださいね。
青い部分は臭み消しにもなります。
豚肉などを煮る時など大変重宝します。
夫の母がこの方法を使っていて、
私も真似するようになりました。
細かく切るのではなく、
5㎝くらいに大き目に切って入れるだけです。
余ってしまった時や乾燥してしまった時など、
利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
私も今ではネギを買うと、どのようにしてネギを使いきろうかと
いろいろメニューを考えることができるようになりました。
たくさんの栄養がつまり、いろいろな料理に活用できるネギ。
余ってしまう場合には切っておいて冷凍保存しておけば、
使う時に便利です。
私は3本くらいまとめて買った時には、
大きさや、切り方にわけて冷凍保存しています。
切り方にもいろいろありますが、
ぶつ切りするとネギの繊維を壊していないので、
栄養が逃げていかないようです。
鍋などに使う時によさそうですね。
ネギは、とても栄養が多く、
いろいろな料理に使うことができます。
白い部分、青い部分、どちらも使い、
ネギを使いきりましょう。