新幹線や飛行機などよりも、リーズナブルに利用できる高速バス。
旅行や帰省に利用する人も多いのではないでしょうか。
夏休みなど長期の休みになると、
「子供だけで実家に遊びに行かせたい」
という人もいるかもしれません。
子供もちょっとした冒険のようで、
1人でやってみたいと思っている子もいるのでは?
高速バスに子供だけで乗れるのは何歳から?付添はいなくちゃだめ?
まず、高速バスの運賃ですが、多くのバス会社が
「6歳以上12歳未満はこども料金での乗車が可能」
と設定しています。
こども料金は、
おとな料金の半額で設定されていることが多いようです。
観光バスの規定では、未成年が親の付き添いなしで乗る場合、
親の同意書が必要とされています。
高速バスに関しては、バス会社によっても異なりますが、
特に定義はないようです。
なので、付き添いに関しては親の判断ということになります。
6歳から運賃が発生しますが、
6歳というと年長さんか1年生…
私なら1人で乗せることはできません^^;
子供を信じてないわけではありませんが、
性格と普段の行動からみても、不安しかない…
兄弟で乗車する場合は、
1人で乗せるより少し心強いかもしれませんが、
何かあったときに対応できる力があるかどうかの判断が必要ですね。
何歳から子供だけでの乗車がいいのか。
それは、その子の性格なども考慮し、
「自己判断と解決力が付いたとき」
が、答えかなぁと思います。
子供だけで乗せるときの注意点!うるさいと言われないために!
「かわいい子には旅をさせろ」
なんて昔はよく言ったものですが、
今はそうも言っていられない世の中になってしまいましたね。
バスに限った事ではないですが、危険がゴロゴロ転がっています。
子供だけで高速バスを利用するときは、
子供とよく話し合ってください。
高速バスは色々な人が利用しています。
子供だけでの乗車を快く思っていない人がいることも事実です。
「どういう躾をしてるんだ!」
と、思われてもその場に親はいないわけですから、
冷たい目で見られて悲しい思いをするのは子供本人です。
いくら優しくしてくれる人がいても、
その人がいい人かわかりませんよね?
犯罪に巻き込まれる可能性もあるんです。
必要以上に、個人情報を話したりしないように言い聞かせましょう。
席を予約する際、バス会社に相談してみるのもいいと思います。
運転手さんの近くの席なら少し安心ですね。
乗車の際、運転手さんに声をかけ、お願いしておきましょう。
休憩の時に、バスから降りないように言っておければいいですが、
トイレなどの理由で降りるときも、
運転者さんに一言お話しできていれば、
迷子などのトラブルを避けられるかもしれません。
車酔いで気分が悪くなっても、バスは止まってくれません。
子供が自分で解決できるように、
しっかりと教えておきましょう。
酔い止めを飲ませて、
万が一の為にエチケット袋の準備も必要ですね。
兄弟で乗車すると、
騒いでしまうこともあるかもしれません。
公共の場で騒いではいけないことをしっかりと理解させましょう。
それが出来ないうちは、
他の移動手段を考えるのが賢明だと思います。
お菓子を持っていくときは、音の出ないお菓子にしましょう。
袋を開ける音や、食べる音、結構気になるものです。
臭いのきついものも避けましょうね。
今は、持ち運び可能なゲームもありますし、
携帯のアプリも充実しています。
乗車中に酔わない子には、
暇つぶしのできる何かを持たせるのも一つの手です。
そして目的地に到着して降りたときに、
迎えの人が必ずいるようにすること。
無事に到着したか、
心臓をつかまれているかのように心配ですよね。
会えたら必ず連絡をもらいましょう。
まとめ
数年前に、高速バスの事故が相次ぎました。
それ以降、充分な対策が取られているとは思いますが、
子供だけでの旅は、親としても心配ですよね。
事故以外の危険もしっかり予測し、対策を練ることが大切です。
自分もそうでしたが、初めてやってみる事というのは心配がつきもの。
ですが、ある程度の年齢になればしっかりと自分の判断ができるようになるのです。
たくさん心配事がありますが、1人でバスに乗れたことが自信につながることもあります。
危険をさけ、後悔しないために、
親としてできる、最善策を考えてみましょう!