お花見シーズン、桜の下でおいしいものを食べたり、
大勢で騒いだりするのは楽しいですよね。
近年ではお花見を目当てに日本に訪れる外国人観光客も増えており、
今では日本の風物詩のひとつとなっています。
しかし、毎年問題となるのがお花見客のマナー、
特にゴミの問題は年々ひどくなっている傾向にあります。
お花見のニュースとして、
必ずと言っていいほどゴミの問題は取り上げられます。
みなさんはお花見した後のゴミはどうされていますか?
持って帰った方がいいのだろうけどそのまま電車には乗れないし、
近くのゴミ箱があふれかえっていることもよくあります。
そこでお花見のゴミはどう処分するべきなのか、
お花見のマナーについて解説します。
花見で出たゴミは持ち帰りが基本!来る前よりもきれいにしよう!
最近ではゴミがその場に放置されないよう、
お花見シーズンだけ特設のゴミ箱を設置する会場も増えてきました。
しかし、お花見が終わるころにはそのゴミ箱もいっぱい…
ゴミ箱のまわりにゴミが置いてあるなんて光景も
見たことがあるのではないでしょうか?
そもそもお花見で出てしまったゴミは、
当人が持ち帰るのが基本です。
設置されたゴミ箱に捨てたとしても、
その大量のゴミを処分するのに
何百万もかかるとも言われています。
お花見をさせてもらったという感謝の気持ちも込めて、
帰る時は来た時よりきれいにするぐらいの気持ちで片付けましょう。
花見ゴミのマナー違反!ゴミ放置やゴミ箱をあふれさせるのはダメ!
お花見の後のゴミの放置や、
ゴミ箱に入らないからといってまわりに置くのも
立派なマナー違反です。
自分たちで出したゴミは自分たちで持ち帰りましょう。
ただ、何も考えずに出てしまったゴミはとてもかさばりますし、
臭いも気になりますよね?
では、どのようにして持ち帰るのがいいのでしょう?
持ち帰りやすい方法をいくつかご紹介します。
- 重箱やプラスチックではなく、たためるものや紙のお弁当箱に移し変える
かさばるものではなく、折りたためるものやつぶせるものであれば
持ち帰るのが楽になります。
- ビンよりも缶のものや紙パックの飲み物を用意する
ドリンクはビンではなく、つぶしやすい缶やペットボトル、
紙パックのものを持っていけば軽いし処分が楽です。
- コップはプラスチックではなく紙コップを
コップ類も意外と数が多くなります。
つぶせるものにしましょう。
- ゴミ袋やスーパーのレジ袋とビニール素材のトートバッグ(できれば口が閉じられるもの)を持って行く
ゴミ袋に集めてもそのまま電車に乗ったら迷惑がかかりますよね。
大きめで口がファスナーなどで閉じられるビニールのトートバッグなどを
持っていけば臭いも気にならないですし、
そのまま電車に乗ることが出来ます。
- ガムテープや紐を持って行く
このアイテムもゴミをまとめやすくしたり、
かさばらないようにするのに便利です。
持ち帰る方法としては下記が挙げられます
- 全員で手分けして持ち帰る
一番基本的な方法かもしれませんが、
分担することによって一人あたりの持ち帰るゴミの量は減らせますし、
持ち帰りやすくなります。
- 誰か一人が車で来る
誰かが車で来ていれば持ち帰る手間も省けます。
持って帰る人にはお礼をしたり飲食代をタダにするのもいいですね。
- ゴミの回収業者を予約しておく
最近ではゴミの回収をしてくれる業者もいるようです。
ゴミの処分に困らなくていいのは助かりますよね。
ただ、事前に予約が必要なのと、
料金もかかるのでお花見されるみなさんで考えましょう。
まとめ
お花見のマナーについて解説しました。
やっぱり基本はゴミを持ち帰ること!
そのためにはゴミを持ち帰りやすくするよう工夫することが大切です。
ぜひみなさんで協力して気持ちいいお花見にしましょう。