一戸建ての家を手に入れて、庭に花でも植えて、
いつもきれいな庭にしておきたいと一生懸命の方もいることでしょう。
庭のお手入れで頭を悩ますのが雑草対策ですよね。
放っておけば草がボーボー生えて、
なんだかジャングルみたいになっちゃう。
でも草むしりはチョー大変!
もっと楽に雑草対策ってできないものかしら?
そうだ!庭をブルーシートで被うという方法はどうかしら?
果たして雑草対策にブルーシートを利用するのはどうなのでしょう?
ということで今回は雑草対策にブルーシートは有効か考えてみましょう。
雑草対策したい!でもコンクリートにするのは無理!もっと安価で防草したい!
雑草は土があればどこでも簡単に生えてきます。
道路のアスファルトを突き破って草が生えている…
なんてことはよくあることです。
土がありさえすれば生えてくる雑草なので、
土が無ければ生えてこないとも言えます。
なので土の上にコンクリートを敷いてしまえばOKとも言えます。
コンクリートも永久に持つわけではないけれど、
当面の雑草対策にはなりますよね。
ただしコンクリートは結構費用が高くつきます。
素人がコンクリートをきれいに敷くのは難しい。
じゃあ、ということで専門業者に頼めば、
費用はかなり高額になってしまう可能性だってあります。
もっと安価で雑草対策をするために、
ブルーシートで被うという方法はどうでしょう?
植物が生える条件は、土・水・光・温度です。
この4つの1つでも欠けると成長できないのです。
ブルーシートを土の上に載せておけば、
光が遮断され雑草は成長することができません。
つまりブルーシートでも雑草対策にはなるということです。
しかし…です。
ブルーシートは安価ですので、
安く雑草対策をしたいという人には最適かもしれませんが、
ブルーシートの本来の目的は、雨除け・埃よけですよね。
ブルーシートは台風で瓦が飛んだ時に応急処置で使ったり、
ピクニックで地面に座る時に汚れないように敷いたりしますよね。
つまりは通気性が悪く水が溜まりやすいということです。
庭にブルーシートを敷いておくと雑草は生えにくいですが、
表面に水が溜まる可能性があります。
その溜まった水にボウフラなどの虫が湧くことも考えられます。
しかもちょっと見た目が悪いですよね。
やはり雑草対策にブルーシートを使うのは、
ちょっと考えた方がいいかもしれませんよ。
水はけが良くて光を遮断したいなら、
防草シートと言って雑草対策に特化したものがあります。
ブルーシートよりは高いかもしれませんが、
コンクリートよりは断然安いです。
ホームセンターやネットでも手に入れることができますし、
ハサミで好きな大きさにカットすることもできますので、
ピンポイントで使いたいところに使うこともできますよ。
うまく使えば20年ぐらいは効果が期待できます。
雑草対策に消石灰が効くって本当?除草剤以外の雑草対策に使えるもの!
防草シートもいいけど、敷く手間や見た目が気になる。
もっと簡単に雑草対策をしたいという方もいることでしょう。
雑草対策と言えば除草剤が浮かびますが、
除草剤は劇薬ですので取り扱いには注意が必要です。
除草剤は使いたくないので消石灰はどうかな?と、
思っている人もいることでしょう。
消石灰は「消」という文字が入っていて除草効果もありそうですが、
実は除草にはそれほどの効果はありません。
確かに石灰は消毒などにも使われることはありますが、
逆に肥料というか良い土を作る時にも使われることがあるものです。
消石灰のアルカリ成分が酸性の土を中和させる効果があるためです。
良い土を作ってその土で野菜などを育てるので、
消石灰に除草効果があると
野菜も枯れてしまうということになりますよね。
ということは、やはり消石灰は除草効果はないということになります。
まあ、土が全く見えないほど大量に撒けば、
草どころか植物は生えてこないとは言えます。
でもそんなに大量に撒くのは難しいですし、
風で舞ったりすれば人にも悪影響が出かねませんので、
止めておいた方がいいでしょう。
まとめ
家の庭の雑草対策には、それぞれメリットとデメリットがあります。
①コンクリート
メリット:かなり効果あり。うまくいけば半永久的に雑草に悩むことはない。
デメリット:費用が高額。業者を頼まなければいけない時もある。
②ブルーシート
メリット:費用が安価。自分で手軽に敷くことができる。
デメリット:見た目が悪い。水はけが悪い。
③除草剤
メリット:効果は抜群。雑草だけを狙い撃ちできる。
デメリット:劇薬なので取り扱いが難しい。環境に悪影響が出る。
④消石灰
消石灰には除草効果はありません。
以上のことを踏まえて、自分に合った除草対策をしてください。