製氷機、掃除していますか?
冷蔵庫の中は拭いたり、こまめに除菌する方もいると思いますが、
忘れがちなのが製氷機。
自動の製氷機が付いている冷蔵庫が多くなっていますが、
カビが付いていることもあるのです。
カビ付きの氷ができてしまっているなんて嫌ですよね。
そこで、製氷機の簡単な掃除方法を紹介したいと思います。
製氷機の掃除にはお酢と重曹が効くって本当?気になる効果と洗い方!
製氷機の掃除は、ただ水で流すだけでいいのでしょうか?
冷蔵庫の説明書には洗い流すだけでいいと書かれているものもありますが、
清潔に使い続けていくためには他の方法でもきちんと掃除した方がいいかと思います。
また、タンクや受け皿は掃除しやすいですが、
自動の場合にはパイプ部分も気になりますよね。
氷も口に入れるものなので、
何の洗剤を使えばいいの?と思う方もいるでしょう。
「お酢」や「重曹」で簡単に掃除できます。
効果と洗い方を紹介します。
まずは、「お酢」
お酢は酸性です。
酸性はアルカリ性の汚れを中和して、
汚れを剥がしてくれます。
製氷機の汚れはアルカリ性なので、
お酢はピッタリです。
まずタンクに水をためます。
そこに、お酢(穀物酢)を入れます。(水2:酢1)
冷蔵庫にタンクを入れ、
普段通りに氷を作り続けてください。
出来た氷は捨てましょう。
作りきったらタンクに水だけを入れ、
また氷を作り続けてください。
水でお酢を洗い流すためです。
これで、完了です。
とても簡単ですね!
次に「重曹」を使っての掃除方法です。
重曹はアルカリ性です。
酸性の油汚れや手あかに効果を発揮します。
ペースト状にしたり、粉のまま利用したり、
重曹入りの水溶液を作るなど、
3種類の形に変わって掃除できます。
冷蔵庫によってはパイプの部分も取り外せるものもあります。
タンク、受け皿、パイプを取り出したら、
タンクに水を貯め、そこに重曹を混ぜます。
受け皿とパイプもその中に入れて時間を置きましょう。
汚れが取れます。
浄水フィルターも掃除しましょう。
毎週1回は水洗いをした方が清潔で長持ちします。
3~4年で交換した方がいいでしょう。
掃除するにあたり、注意しなくてはいけないことがあります。
掃除をする時には手袋をするようにしましょう。
手荒れを防ぐためです。
ハイターなどの塩素系洗剤は使わないでください。
有毒なガスが発生される危険があるのです。
洗浄中の氷を間違って食べないように、
わざと氷に色を付けて間違い防止にしている方もいます。
タンクの水に食紅を入れるだけです。
赤い氷があったら、
洗浄中を知らない家族も「ん?」と思うでしょう。
製氷機の掃除にクエン酸も!お酢に匂いが気になる人におすすめ
クエン酸もお酢と同じように酸性です。
アルカリ性を中和して汚れを落とします。
重曹のようにつけておいて汚れを落とすことも良いですが、
クエン酸はお酢のように内部の掃除にまで使えます。
タンクに水を入れ、クエン酸を溶かします。
それで氷を作ります。
できた氷は捨てましょう。
お酢で匂いが気になった方はクエン酸を試してみるといいでしょう。
お酢よりも匂いは気にならないはずです。
内部の掃除をしている場合には、
2、3回氷を作るのがおすすめです。
間違って掃除中の氷を使わないように注意しましょう。
まとめ
氷を作らないといけない場合には、
1日かかってしまうこともあります。
しかし、こちらはタンクの水に混ぜて冷蔵庫に入れるだけなので、
とても簡単ですよね。
お酢、重曹、クエン酸は100均にも売られています。
冷蔵庫だけでなく他のいろいろな場所にも使えるのでとても便利です。
これからの時期、暑くなると氷を使うことが多くなりますよね。
お子さんがいると、なおさら使いますよね。
製氷機の稼働が本格的になる前に掃除をして、
きれいで清潔な氷を使いましょう。