wifiを使っている時に電子レンジを使うと、
通信状況が不安定になったり
途切れてしまうことはありませんか?
「電子レンジが原因だろうな~」
なんて、なんとなく気づいていても、
はっきりとした理由や対策を知っている人は
あまりいないかもしれません。
でも電子レンジを使うたびにwifiを気にしたりするのは、
なかなか不便ですよね?
また家族の誰かが電子レンジを使うたびに
通信状態が不安定になるのは、
ちょっとイライラしませんか?
なぜ電子レンジがwifiに影響を及ぼすのでしょうか?
その理由と今すぐ出来る対処法をご紹介します。
電子レンジの電磁波がwifiを遮断するって本当!?その理由とは
wifiが電子レンジの電磁波で不安定になる理由、
それは電子レンジもwifiも同じ2.4GHz帯の電波を使っていて、
干渉しやすいからです。
そもそも電子レンジ自体は熱を発しません。
電子レンジが放射するマイクロ波(電磁波)が食品の水分を振動させ、
その「摩擦」によって対象が熱を持つのです。
その振動の周波数が2.4GHzであり、
wifiと同じ周波数なのです。
電子レンジの周波数は強力であるため、
使用中に本体から電磁波が漏れてしまいます。
そのため、両者を同時に利用するとwifiに影響を及ぼし、
遮断しているようになるのです。
電子レンジでwifiを遮断したくない!今すぐ出来る対策○選!
対策その1:電子レンジからルーター機器を離す
物理的な対策ですが有効な対策の一つです。
できれば壁や扉を挟んで別な部屋に置くことをおすすめします。
そうすることにより電波はある程度遮断され、
電磁波が弱くなり、
干渉することが少なくなります。
ルーターの位置を変えることが難しい方は、
電子レンジの位置を変えてみてください。
対策その2:無線LANのチャンネルを変える
無線LANで使用しているチャンネルを変えることで、
干渉を避けられる場合があります。
2.4GHzは一般的に13チャンネルから選ぶようになっているので、
現在使用しているチャンネルを変更してみるのも有効な手段です。
13チャンネル用意されてはいますが、
チャンネルの幅が5MHzと狭いため、
ひとつのチャンネルを中心周波数として選び、
多少左右で重なります。
全く重ならないパターンは、
中心周波数が 1、6、11や2、7、12 など
3つに分かれるような場合しかありません。
使用しているルーターのメーカーによって変更方法が異なりますので、
まずはメーカーごとの変更方法を確認してみましょう。
対策その3:ルーターを変更する
ルーターには2.4GHzと5GHz対応のものがあります。
ルーターが5GHzに対応しているか調べてみましょう。
5GHzのルーターを使用すれば、
電子レンジと違う周波数を使うので、
干渉を防ぐことが出来ます。
2つの周波数帯は、それぞれ特性が異なります。
例えば、2.4GHzは障害物には強いのですが、
他の電子機器の電波干渉で通信が不安定になりがちです。
一方、5GHzは電波干渉に強く、
障害物に弱いという特徴があります。
5GHz帯に対応している商品の方が
電波干渉を回避できるので、
住宅の密集したマンションなどで使う際に特におすすめです。
ただ2.4GHz帯に比べて通信範囲が狭いため、
一戸建てなど広い範囲をカバーしたい場合には別途、
無線LAN中継器の使用を検討した方が良いでしょう。
まとめ
電子レンジを使っている時にwifiの通信状況が不安定になる理由は、
同じ周波数の電波を使っているからでした。
ルーターは日々高性能になっています。
マンションやアパートは特に干渉しやすいので、
悩まされている人は無線チャンネルを変えてみたり、
思い切ってルーターを変えてみるのもいいかもしれません。
ちょっとめんどうかもしれませんが、
変えることによって通信速度が上がるなど、
ネット環境が快適になる可能性もあります。
快適なwifiライフの参考になれば幸いです。