子育てで親が気をつけることはたくさんありますが、
中でも特に注意をしたいのは言葉遣い。
子供の言葉遣いは、
大きくなるにつれて気になってきますよね。
子供の悪い言葉遣いを聞いて、
ショックを受けるお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。
何が影響して子供の言葉遣いが悪くなるのか、
子供の言葉遣いを直すにはどうすればよいか、
見ていきましょう。
子育てママは再確認!親の言葉遣い、子供はすぐ真似します!
子供の言葉遣いが悪くなる理由として、
いくつか原因があります。
一つ目はテレビの影響。
特に男の子はテレビの戦隊ものやライダーシリーズなどで、
悪役が悪い言葉を話しているのを見て、
かっこいいと思って、
真似する子も多いです。
二つ目は、学校や保育園での、
お友達に影響されることも多いです。
「そんな言葉誰に教えてもらったの?」
と聞くと「〇〇くんが言っていた」
とよく言っているのを聞きます。
3つ目は、一番多い原因だと思いますが、
親の言葉遣いを真似てしまうこと。
子供は小さい時は特に親といる時間が長いので、
自然と言葉遣いが似てしまいます。
お父さんお母さんは、
何かに怒っているときや、子供に注意するとき、
自分たちが喧嘩をしているときなど、
無意識に悪い言葉遣いになってしまっていませんか?
親は怒っていて、
無意識に使ってしまっているので気づきませんが、
子供はよく見ていますし、
すぐに真似をしてしまいます。
子供は意識して真似しようとは思っていないと思いますが、
自然と親の言葉がうつってしまっています。
親の言葉遣いや行動は、
良いことも悪いことも真似してしまうので、
とても怖いですよね。。。
例えば子供を怒るときや自分たちが夫婦喧嘩する際に、
「うるせぇ」
「うざい」
「お前」
などは使っていないでしょうか?
子供は親に言われた言葉を悪いとは思わずに、
そのまま学校や外で使ってしまいます。
聞いた人からは、
「なんて子だ」「親のしつけが悪い」
などと思われてしまうでしょう。
どれだけ優しい子でも、
その言葉遣いだけで周りからは悪い子だと思われてしまう可能性もあります。
親がしてしまいがちな命令口調で話すのも、同様です。
親があれしろこれしろと子供に言っていると、
友達にも気づかず命令口調で話してしまうこともあるでしょう。
子供は無意識で言っていても、
友達から嫌われてしまう可能性もあります。
そうなってしまったら、
子供はかわいそうですよね。
言葉遣いだけでも、
人間関係にとても影響があり、
上手く人間関係が築けず孤立してしまうなどの問題も起こってしまいます。
親の言葉遣いが子供に影響するということを、
子育て中の親は特に自覚しておかなければなりませんね。
子育て中は両親とも注意!自身の言葉遣いを直すチャンスと捉えよう
人間は話すとき、
意識せずに悪い言葉遣いをしてしまうときがあるので怖いですよね。
あなたが子供の言葉遣いが気になったら、
一度自分たち親の言葉遣いを振り返ってみると、
自分たちが悪い言葉遣いをしてしまっていることに気づくと思います。
もし自分たちが言ってしまっていると気づいたら、
使わないように意識してみてください。
意識しなければ直りませんし、
子供も直りません。
今まで無意識に使っていた言葉でも、
子供に与える影響を考えれば、
直せるのではないでしょうか。
これを自分自身の言葉遣いを直す、
チャンスと捉えましょう。
まとめ
子供の言葉遣いは、
テレビや友達などの影響もありますが、
一番の理由は両親の言葉遣いが原因の場合が多いと思います。
言葉遣いは人間関係にも影響していきますので、
直してあげたいですよね。
一度身についてしまったものはなかなか直りませんので、
お父さんお母さんの根気が必要です。
子供の言葉遣いを直すには、
まずは両親の言葉遣いを振り返る。
そして思い当たることがある場合は、
この機会に親も自分たちの言葉遣いを意識して直していくことが、
必要なのではないでしょうか。