どこまでも続くサバンナ、
有名な「ヴィクトリアの滝」をはじめとした雄大な大自然…
そんなアフリカに興味を持ち、
旅行してみたいと思ったことのある方も多いのではないでしょうか?
しかし日本人にとって、
アフリカって危険なイメージがありますよね。
病気、治安など、様々な不安があります。
本記事では、アフリカ旅行を検討している方の不安を解消する、
旅行者が気を付けるべきポイントをご紹介いたします!
アフリカ旅行するなら予防接種が必要!旅行の前にきちんと受けよう!
アフリカ旅行を計画する時、
一番に気になるのは、
「病気にかかったらどうしよう…」
ということではないでしょうか。
日本では流行していない感染症があるのでは、と心配ですよね。
そこで旅行前に確認しておかなくてはならないのが、
予防接種です。
ここでは、アフリカ旅行の前に受けておきたい予防接種についていくつかご紹介します!
1. 必ず接種が必要なもの
【黄熱】
黄熱は蚊を媒介して感染する感染症で、発熱、頭痛、吐き気などの症状が起き、最悪の場合死に至ることも。
致死率は10%ほどですが、
免疫がない人の致死率はさらに高いとも言われています。
アフリカ諸国では、入国時もしくはビザ申請時に、
「イエローカード」と呼ばれる「黄熱病予防接種証明書」の提示を義務付けている国があります。
多くの国で必須になってきますので、
予防接種は必ず受けておきましょう。
黄熱の予防接種は病院では受けられず、
検疫所や特定の医療機関でのみでしか受けることができません。
事前予約制で時間がかかる場合もありますし、
接種後1か月間は他の予防接種を受けることが出来ません。
イエローカードは接種して10日後から生涯有効なので、
早めに受けておくのがいいですね!
2. 接種を推奨しているもの
【A型肝炎】
A型肝炎は、食べ物から感染します。
潜伏期間が長く、発熱、全身のだるさなどの症状が起き、
入院が必要になるほど重症になる場合もあります。
長期で滞在するという方は特に、接種を検討しましょう。
【破傷風】
破傷風は傷口から感染し、口や手足のしびれが起こります。
致死率も高い感染症です。
定期予防接種で既に受けている方は10年間免疫がつきますので、
接種後10年経過している方は接種を検討しましょう。
森林地域などケガをしやすい環境に行かれる予定のある方は、
接種をおすすめします。
【狂犬病】
狂犬病は、感染した動物に咬まれたり、
傷口を舐められたりすることで感染し、
発症したらほぼ100%死に至ります。
日本ではありませんが、
アフリカ諸国のほとんどの地域で流行しています。
動物に接する機会がある可能性のある方は、
接種をおすすめします。
これらは一例ですので、
渡航先や滞在期間、訪問場所によって、
予防接種しておいたほうが良いものもあります。
そこで迷った時におすすめなのが、
厚生労働省のホームページ「FORTH」。
その国その国で推奨されている予防接種や、
病気の情報が書かれています。
命にかかわることですので、
事前にしっかりチェックして、自分の安全を守りましょう!
アフリカ旅行の前に治安をチェック!準備する物も持ち物リストで確認を!
いざ
「アフリカ旅行!」
と決めたはいいけれど、治安も環境も日本とは全く違うアフリカ。
何から準備していいか悩みますよね。
もちろん、日本に比べて治安はあまりよくありません。
現地では一人になるのは避けたり、
貴重品は持ち歩かないなど、慎重な行動を心がけましょう。
事前に治安の悪い地域に行かないよう、
下調べもしておくのがいいですね。
また生活環境が日本とは大きく異なりますので、
うっかり忘れ物をして現地で調達しようとしても、
「現地では売っていない!」
なんてことも多いです。
事前に持ち物リストを作成するなどして、
忘れ物がないようにしましょう。
まとめ
危険なイメージを持ちがちなアフリカですが、
事前の準備や下調べで、
安全に旅行することは可能です。
備えあれば憂いなし。
しっかり調べて、
きちんと準備して、
安心してアフリカ旅行を楽しめるようにしてくださいね。