夏休みや冬休みには、
子供を田舎のおじいちゃんやおばあちゃんに合わせてあげたい。
でも自分は仕事があるから連れて行ってあげることができないのよねえ、
と思っている親御さんもいることでしょう。
「そうだ。高速バスに子供を乗せて向こうで迎えに来てもらえばいいかも?」
「でも子供だけで高速バスって乗れるのかなあ?」
「夜行バスでも大丈夫かなあ?」
そんな心配はありませんか?
でも子供を送っていくのは無理!
祖父母に迎えに来てもらう訳にはいかない!
子供も田舎に行きたがっているし、祖父母も孫に会いたい!
そんな悩みをすべて丸く収めるために、
何か良い方法はないものでしょうか?
そこで子供だけで高速バスに乗せる時の注意点などを解説しますね。
夜行バスの乗車に年齢確認はある?子供だけで乗せてもらえるの?
普通の路線バスでも、
子供が一人で乗車することは一応可能です。
学校や習い事に子供だけで通っている子もいますものね。
ただし、一人でバスの乗り降りができて、
料金も払うことができなければいけません。
なので未就学の子はちょっと難しいかもしれません。
路線バスはそれほど長時間乗るわけではありませんので、
小学生が一人で乗るのは比較的簡単です。
しかし夜行バスともなると、
かなり長時間バスの中にいなければいけません。
子供が一人だと、トイレの問題や、
車酔いをした時の対処などがうまくできない可能性があります。
飛行機では「子供一人プラン」などがあり、
CAさんなど対応してくれるスタッフもたくさんいます。
バスの場合は運転手さんは運転に集中していますので、
子供にトラブルが起きても対応してくれないことが多いです。
また一緒に乗っている乗客も親切な人ばかりとは限りませんので、
子供だけで長距離バスに乗せる場合はそれなりの準備と覚悟が必要です。
乗務員が二人体制のバスなら多少は対処してくれる場合もあります。
バスの中のトイレを一人で使うことができるというのも大切です。
説明や注意事項を理解できるということも必要です。
夜行バスは周りの人は眠っていることが多いので、
静かにできるということも重要です。
バス会社に問い合わせて不安に思うことは何でも聞いておきましょう。
そして何より、子供にバスに乗る時のマナーを良く教えておきましょう。
子供だから何でも許されると思わないようにしましょうね。
出来れば一人ではなく兄弟など複数で利用したほうが、
子供も安心できるのではないでしょうか?
高速バスに子供だけで乗れるのは何歳から?
高速バスに乗るのに年齢制限はあるのでしょうか?
バス会社によって多少対応が違いますが、
基本的には年齢制限はないと言えます。
と言っても、一人でバスに乗り降りができ、
トイレに行くことが可能で長時間椅子に座っておとなしくすることができる、
というのが最低条件です。
幼児や小学校の低学年は難しいかもしれません。
あくまで親御さんの判断になりますので、
我が子がどのような性格をしているかを冷静に判断しましょう。
わからないことは物おじせずに、
周りの人に質問することができるというのも大事ですよ。
周りに迷惑をかける様なら高速バスではなく、
他の移動方法を考えた方が良いでしょう。
さらに夜行バスというのは動く密室です。
乗客もどのような人が乗っているかわからないですし、
泥棒や痴漢がいないとも言いきれません。
子供だけだと非力ですので狙われる可能性だってありますよ。
中学生や高校生ぐらいなら何とか対処もできますが、
小学生だと危険も伴うということを理解しておきましょう。
まとめ
高速バスは飛行機などに比べると料金が安いですし、
1泊分を節約できるというメリットもあります。
しかし長時間バスに乗っているのは、
大人でも心身ともにきついものがあります。
子供だけで夜行バスを利用するためには以下のことが最低条件です。
- 夜行バスに乗車するための年齢制限は基本的にはありませんが、子供一人で乗せるのはいろいろと難しい部分がある。
- 一人でバスの乗り降りができ、トイレを利用することができ、周りに迷惑をかけずに静かに過ごすことができる。
- 子供が一人で夜行バスを利用すると危険なことがあるかもしれないということを理解しておく。
せっかくの楽しい休みになるはずが、
悲しいことになると子供もがっかりです。
夜行バスに子供だけで乗せる時は、
よく考えて慎重に行いましょう。