オーロラというものを見たことがありますか?
日本国内ではほとんど見ることができないのですが、
オーロラというのは夜空に七色の薄いカーテンがかかったような、
何とも幻想的な自然現象です。
ぜひ自分の目で本物のオーロラを見てみたいものですよね。
オーロラを鑑賞できる地域はごく限られているのですが、
その中でもアイスランドはおすすめです。
手つかずの大自然の素晴らしさに加えて、
オーロラスポットとしても意外と穴場なんですよ。
日本からのアクセスも比較的簡単で、
手軽に参加できるオーロラ観測ツアーもたくさん組まれています。
そこでぜひ行ってみたい、
アイスランドのオーロラ鑑賞についてご紹介いたします。
アイスランドでオーロラが見たい!おすすめの時期とその理由!
まずはアイスランドについてみてみましょう。
アイスランド共和国は、北大西洋にある島国です。
アメリカ大陸とヨーロッパ大陸の間にあります。
国土面積は日本の北海道と四国を合わせたぐらいです。
アイスランドという名前ですが、
一年中氷に覆われているわけではありません。
ただ寒冷地であることは確かです。
夏は白夜と言って一晩中日が沈みませんし、
冬は日照時間が1、2時間程度です。
次にオーロラについて解説します。
オーロラとは、空気が光っている現象のことを指します。
宇宙空間を飛び回る電子の粒が、
地球上の空気の粒とぶつかり、
そこから光が発生しているのがオーロラです。
電子の粒が光を出す時、
ぶつかり方や高さによって赤や青や緑色に見えるという訳です。
オーロラが見える場所が限られている理由は、
地球は磁気を帯びており磁気エリアが北極や南極に向かって流れています。
その磁気エリアに向かって電子の粒がやって来るため、
北極近くにある場所でオーロラを見ることができます。
アイスランドのほか、カナダ、アラスカ、ノルウェー、スウェーデン、グリーンランド、フィンランド、もちろん北極や南極でも見ることができます。
北極や南極に近い場所ならどこでもオーロラを見ることは可能ですが、
アイスランドで見るのもおすすめです。
アイスランドをおすすめする理由は、
①首都でオーロラを鑑賞できる!
例えばカナダではオーロラを鑑賞するためには、
首都からかなり離れたところまで行かなければいけません。
時差ボケでつらい上にオーロラを鑑賞出来るところまで移動して、
夜通し起きているというのは体力的にもかなりつらいものがあります。
その点、アイスランドは国全域でオーロラを見ることができますので、
移動はあまりしなくても良いということになります。
さらに首都なら昼間は観光しやすいですし、
レストランやホテルなどもたくさんあるというのがメリットです。
②オーロラが現れる時間が早い!
カナダのイエローキャブではオーロラが現れる時間は22時から26時頃なのだそうです。
アイスランドでは20時ぐらいから現れるそうなので、
遅い時間まで無理して起きている必要はないという訳です。
③アイスランドだけれどそれほど寒くない!
アイスランドのオーロラシーズンは10月~3月頃なのですが、
冬場でも気温は0℃~−5℃ぐらいまでしか下がりません。
これはアイスランドの近くにメキシコ暖流が流れているからで、
割と楽にオーロラを楽しむことができます。
アイスランドのオーロラ鑑賞ならツアーが便利!ツアーの種類もたくさん!
アイスランドでオーロラ鑑賞をするなら、
ツアーを利用するのが便利です。
夜にホテルから、光の届かない郊外までバスで連れて行ってくれて、
オーロラを堪能し、ホテルまで連れ帰ってくれるというプランもあります。
オーロラ鑑賞と昼間はアイスランド観光がセットになったプランもあります。
温泉につかりながらオーロラを見ることができるというプランもあります。
その他、アイスランドの大自然を満喫できて、
夜にはオーロラを見るというプランも素敵ですね。
ただし、アイスランドは天候が変わりやすく、
必ずオーロラが見えるとは限りませんので注意してください。
まとめ
本物のオーロラを見たらどんな気持ちになるのでしょうね?
感動するのかな?
不思議な気持ちになるのかな?
ぜひ行ってみたいですよね。
アイスランドのオーロラ鑑賞は、
- 首都からでも見えるのできつい移動をしなくても済む。レストランやホテルが多い。
- 比較的暖かい。
- オーロラが出現する時間帯が早い。
- ツアーの種類が多い。
などのメリットがあります。
オーロラを見に行きたい!
と思われている方は、
ぜひアイスランドをチェックしてみてくださいね。