「なんだかかゆい」と思っていたら、くしゃみや咳の繰り返し。
おまけに鼻水もタラタラ出てきたし…
なんて症状が出たら、それは「ダニアレルギー」かもしれません。
アトピーの大敵でもあるダニアレルギー。
重くなると呼吸困難などの症状が出てくる場合もあります。
つらい、不快なアレルギーの症状を改善、
防ぎたいあなたのために、ダニアレルギーの対策方法をまとめました!
それってダニアレルギー!?かゆみの原因はダニだった!?
ダニアレルギーの原因はダニに噛まれることではなく、ダニの死骸やフン(アレルゲン)です。
このアレルゲンを体内に吸い込むことで、アレルギー反応が起こります。
アレルギーの原因のほとんどが、「ヒョウダニ」と呼ばれるダニです。
このダニは、気温と湿度が高い夏頃、6月~8月に数が増え、秋頃の9月~10月に死骸やフンが多くなります。
この頃が一番アレルギーの症状が出やすい時期と言えるでしょう。
「ヒョウダニ」は室内に潜んでいて、ホコリの中にある人のフケやアカ等を食べています。
ホコリがたまりやすいところに大量発生するので、防ぐにはやはり、ホコリがたまり過ぎないようにこまめな掃除が必要です。
以前、お好み焼き粉にダニが繁殖して、それを食べた人がアナフィラキシーショックを起こしたという事件がありました。
このようなことを防ぐためにも、食品の衛生管理もしっかりしましょう。
ダニアレルギー、皮膚に現れる症状とは?
ダニアレルギーは以下のような症状が主に出てきます。
皮膚
かゆみ、一部分の蕁麻疹や発赤、重くなると強いかゆみと蕁麻疹や発赤が全身に出る。
目
まぶたの腫れ、目の充血やかゆみ。
鼻
鼻水(透明なサラサラしたもの)や鼻づまり
気管支
繰り返すくしゃみや咳、重くなると強咳き込みを繰り返し、呼吸困難になることもあります。
つらいダニアレルギー対策法、これがオススメ!
①こまめな掃除
やっぱりかーと聞こえてきそうですが、こまめな掃除がやはり一番の対策方法といえるかも。
さらにアレルゲンは人が動き回るとふわふわと空中に巻き上がってしまい、効率よく駆除できなくなります。
出来れば人が動く前、朝一番で行うのがオススメです。
難しければ帰宅したあとに行ってもよいでしょう。
掃除する順番として、高い位置にあるものから始めます。
照明から始めて次に棚の上や本棚、ボードやテーブルの上、最後に床というように上から下へと進めていきます。
最後に床を掃除することで、上から落ちたアレルゲンを取り除くことが出来ます。
床掃除を行う際には最初に拭き掃除から行います。
クイックルワイパーなどをかけて、ホコリを取ってから掃除機をかけてください。
これは掃除機の風がアレルゲンを巻き上げてしまうことを防ぐためです。
掃除機をかけたあと、できるなら水拭きをすれば完璧です。
② お布団もダニ対策を
お布団の中にもダニや、ダニの死骸、フンはうじゃうじゃあります。
湿気がこもりやすく、人のフケやアカなども落ちるのでダニが増殖しやすい環境となります。
お布団は毎日使うものなので、ダニ対策もしっかり行いましょう。
まずはお布団の表面に掃除機をかけることです。
就寝前に行うとほとんどのアレルゲンが吸いとられ、効果が期待出来ます。
他には布団カバーを週に1回は洗うこと。
目の細かい布団カバーを使うこと。
目の細かい高密度の布団カバーはアレルゲンを体内に入ることを止めてくれます。
さらに布団カバーだけでなく、ダニ対策用の高密度で洗えるお布団も売っています。
洗濯することによってもダニは取り除かれるので、可能であれば購入してみてもよいかと思います。
まとめ
筆者も鼻水やくしゃみ等の花粉症の症状が春や秋に出るので、アレルギー症状のつらさはわかります。
とにかく症状が出る前に薬を飲まないと、仕事もできず、やっていけない状態です。
最初に反応が出たのがまぶたの周囲で、真っ赤に腫れて赤パンダの状態でした。
皮膚科の先生には花粉症だと言われたのですが、内科での検査ではアレルギー反応はまったく出なかったですけどね(笑)
そういう人も中にはいるようです(笑)
皮膚までも症状が出るとなると見た目にも気になるし、精神的にもきついですよね。
日頃からの掃除等の対策で治まるようならそれに越したことはありませんが、あまりに辛い症状が出るようなら、早めに病院で診てもらいましょう。
今回ご紹介した対策方法で、少しでもあなたの症状が改善し、ココロも楽になれば幸いです。