お盆休み、年末年始など長期のお休みの際の、
遠方への外出や帰省などの長距離の移動。
新幹線など、普段あまり乗らない乗り物を使う方も多いのではないでしょうか。
またお仕事の出張などで、
新幹線を頻繁に利用される方もいらっしゃるかと思います。
そこで人によって出てくる問題が「乗り物酔い」。
せっかく楽しみにしていた旅行や、
これからお仕事で頑張らないといけないときに、
「乗り物酔い」は避けたいものですよね。
そこで今回は、
新幹線で酔う原因や酔わないための対策をまとめてみました。
新幹線で酔うのはパソコンなど一点を見つめることが多いのも一因
出張のために新幹線で移動する場合、
PCを使ってお仕事をされる方も多いのではないでしょうか?
実はこれが酔う原因の一つとなっています。
PCだけでなく、本やスマホ、
ゲーム機などでずっと下を向いて集中していると、
気持ち悪くなったりしたことはありませんか?
これは、視線は一箇所に集中しているのに、
新幹線の揺れで体は動いているので、
そこでズレが生じてしまい脳が混乱して乗り物酔いで気持ち悪くなる、
となってしまうのです。
簡単に言うと、
目で見た情報と体で感じた感覚がズレてしまって、
自律神経のバランスが崩れてしまっているんですね。
このバランスの崩れた自律神経を整えるためにはどうしたらよいのでしょうか?
手っ取り早いのは「氷を口に含むこと」です。
氷ではなくても冷たいカキ氷や氷系のアイスなど、
この冷たい刺激で自律神経のバランスが取れて、
胃の不快感がスッキリ取れます。
特にお子様が酔ってしまった場合には、
すぐに使えそうな方法ですね!
その他、新幹線で酔わないようにするために、
以下のような対策方法があります。
- 前日は充分な睡眠をとっておく。
- 前日の飲酒はなるべく避ける(二日酔いの上に乗り物酔いしたら最悪です)
- 体を締め付けない服装で新幹線に乗る。
- 酔い止めを飲んでおく
- 顔を下に向けて作業をしない(仕事、読書、勉強、スマホ、ゲームなど)
- 臭いで気持ち悪くなる場合はマスクをする。
- 進行方向と逆に向かって座らない
- 乗ったら寝てしまう。
- サキイカやガムを噛む
- チョコレートやアメを食べる(血糖値が上昇し、脳を覚醒させるので酔いにくくなる)
新幹線で酔いにくい車両があるって本当?
また、予め指定席を取るなら、
揺れが少ない酔いにくい車両、酔いにくい席を選ぶとよいでしょう。
新幹線の真ん中の車両は揺れが少ないので、
できるならグリーン車、
もしくはグリーン車の隣の車両にするとよいですね。
但し、2階建ての場合は、
2階の席は揺れますので、必ず1階にしましょう。
そして席は車両の真ん中あたりで、
3人がけの通路側、C席がベストです。
またN700系の車両は、
カーブでの速度を向上させるための装置が付いているため、
揺れが大きくなり酔いやすいようです。
他の車両は乗り物酔いしないのに、
このN700系に乗ると酔ってしまう方もいるようなので、
乗り物酔いしやすい方は避けたほうがよいでしょう。
まとめ
今回は新幹線の乗り物酔いを防止するための対策方法をご紹介しました。
新幹線は長時間乗ることが多いので、
パソコンをするなど時間を有効活用したい気持ちもわかりますが、
目的地に着くまでの間に体調崩してしまっては元も子もありません。
個人的には新幹線に乗ったら、
アイマスクや耳栓して寝てしまうのが一番いいんじゃないかなと思います。
ただ一人で新幹線に乗るときは、
寝過ごさないようにタイマーをするなど準備は必要ですが。
いずれにせよ、前日までの対策、
そして当日もしっかりと対策をして、
新幹線の乗車時間を快適に過ごしてくださいね。