赤ちゃんの誕生は、
自分も周りの人も幸せな気分にさせてくれます。
あの小さくて可愛らしい手足。
たまに微笑む瞬間は最高に可愛いです!
いつまでも側で見ていたくなりますよねー。
見ていると自分もついウトウト眠くなってしまう!
そんな幸せは、
赤ちゃんが無事に元気で生まれてこその幸せです。
だから妊娠が分かると誰もが安産を願いますよね。
妊娠すると、今まで知らなかった古くからの行事を知ることが増えませんか!?
どの行事も無事に赤ちゃんが生まれてきてくれることを願うものです。
一番初めの行事として有名なのは『帯祝い』でしょうか。
ピンとこない方は、
『戌の日』ってよく聞きませんか??
帯祝いとは、
妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に安産を願う行事のことです。
妊婦さんが腹帯を巻いて安産祈願のお参りをします。
古くからある風習ですが、
時代と共に少しづつ変化してきていますので、
ご紹介いたします。
戌の日まで待たないとダメ?腹帯っていつ巻くの?安産祈願とは!?
日本では昔から
“妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に安産祈願をする”
という風習があります。
戌の日は12日に1度のペースでめぐってきます。
この戌の日に、
神社に行ってお祓いと御祈祷をしてもらいます。
そして同じように、
お祓いと御祈祷が済んでいる腹帯を受け取ります。
腹帯は自分で買って持参するところと、
神社で用意されているものを使うところがあります。
中には、予め腹帯を巻いた状態で参拝に行って、
お祓いや御祈祷をするという神社もあるそうです。
安産祈願は開催される日にちが決まっている神社もあるので、
予約が必要か?
持参するものはあるか?
など事前に問い合わせをしてみましょう。
ここまでさらりと話してきましたが、
そもそも腹帯って何か知っていますか??
腹帯は妊婦さんがお腹に巻く帯のことです。
最近はガードルタイプやベルトタイプなどいろんな種類があります。
昔は、さらしだったそうですよ。
生活スタイルが変わってきたので、
腹帯も現代の生活にあった形に変化しているんですよね。
私は妊娠中に働いていたので、
動きやすいガードルタイプを愛用していました。
さらしタイプは休みの日や時間に余裕のある日に使っていましたが、
出番は少なかったです。
巻くのが面倒で時間がかかるんです。。。。
それでも安産祈願のときに御祈祷してもらった腹帯だったので、
大切に保管していました。
お腹を支えるための腹帯ですが、
さらしタイプは安産の御守り状態でした。
妊娠5ヶ月というと安定期に入る頃で、
お腹がどんどん膨らんできます。
大きくなってきたお腹を支えるためにも、
戌の日の安産祈願の頃から着用するのが良さそうです。
かといって絶対にその日じゃないといけないわけじゃありません。
それぞれ都合もあるでしょうし、
だいたいで大丈夫です。
私は冬頃からお腹が大きくなり始めたので、
お腹が冷えないように腹巻の役目もしてくれると思って、
戌の日より早めに装着しましたよー♪
腹帯は戌の日から?お祝いのやり方をしきたりから調べてみた!
妊娠週数が進むとお腹が大きくなってきます。
体のバランスが変化して、反り腰になりやすいです。
反り腰は腰痛の原因になります。
それに今まで使っていなかった筋肉を使うことで、
体に負担がかかります。
腹帯はそうした変化から体にかかる負担を軽くする役目もしています。
腹帯は、絶対に戌の日から始めなくてもいいと言いましたが、
本来はどうだったのか調べてみました!
もともとは帯祝いの日(妊娠5ヶ月を過ぎた最初の戌の日)に腹帯を巻いていたそうです。
健やかな赤ちゃんの成長とお母さんの健康を願い、
腹帯を巻く儀式です。
何で戌の日なのかというと…
子沢山で安産の象徴と言われる犬にあやかっているんです!!
この風習は『古事記』にも記述があるほど、
古くからの習わしなんですよ。
現代まで続いているとは凄い!!
やっぱり誰もが、
お母さんと赤ちゃんの健康を願っているということですね。
帯を巻く儀式は、
仲人と、子宝に恵まれた夫婦に同席してもらいます。
仲人に立ち会ってもらって、
その夫婦に帯を巻いてもらいます。
これが昔からのしきたりです。
参拝の後は両家の両親と一緒に食事をするそうです。
一般的にはこう言われていますが、
地域によって若干の違いがあります。
まとめ
子沢山の犬にあやかったり、
子宝に恵まれた夫婦に同席してもらったり。
『腹帯』や『戌の日』は聞いたことがあっても、
儀式の内容は私も知りませんでした。
安定期に入れば長かった悪阻も終わりを迎える頃です。
体調が安定してきたタイミングで安産祈願の予約をしたり、
両家へ同席してもらえるか確認してみてはいかがでしょうか?
地域によって習わしが違ったりするので、
両家のやり方を聞いておいたほうがいいかもしれませんね。
終わった後、両家で食事に行く場合には、
どちらが会計するのか両家で揉める可能性があります。
避けるためにも、
自分達の予算に組み込んでおいたほうがいいかもしれませんよ。
どちらにしても、
無事に出産を迎えられることを願っています!