夏になれば当たり前だけど暑いですよね。
お家で汗をかきながらでは、
リラックスすることもできませんよね。
「外から帰ってくると家の中がサウナ風呂状態!」
「夜は暑苦しくって不眠症になりそう!」
「熱中症も心配だ!」
やはり快適に過ごしたいとついついクーラーのスイッチを入れちゃうのですけど、
心配なのが電気代です。
でも電気料金の請求額にショックを受けた人もいるのではありませんか?
そこでクーラーの電気代を上手に節約するポイントをご紹介します。
クーラーの電気代って1日にどれくらいかかっている?
クーラーの電気代って、
どのくらいなのでしょうか?
一般家庭の電気料金の請求書はクーラーのほか、
電灯など他の電気製品の使用料や基本料金も含まれていますので、
実際のところクーラーだけの電気代はわかりませんよね。
電力会社、エアコンのメーカーによって使用料金は変わってきますが、
普通にクーラーを使った時で1時間約3円~30円ぐらいだそうです。
高々、30円?と思うかもしれませんが、
フル稼働すれば30円×24時間×30日ということで、
1か月21,600円ということになります。
もちろん電気代はクーラーだけではありませんので、
月に3万円の電気代は痛すぎますよね。
その他、ガス代やら水道代やら電話代やらで、
一か月のパート代が全部光熱費で飛んで行ってしまうということにもなりかねません。
とにかく節約できるところは節約するに越した事はありません。
クーラーの電気代を節約するにはつけっぱなしがいいというのは本当?
ところでクーラーの電気代を節約するためには、
スイッチをこまめに切った方が良いのかつけっぱなしの方が良いのか悩むところですよね。
関西電力さんが比較実験してみた結果を見てみましょう。
①エアコンのスイッチを入れて室温が安定した状態から120分間連続運転をした場合。
消費電力‥‥476Wh
②エアコンのスイッチを入れて室温が安定した状態で30分停止。その後90分間運転した場合。
消費電力‥‥509Wh
③エアコンのスイッチを入れて室温が安定した状態で60分停止。その後60分間運転した場合。
消費電力‥‥588Wh
やはり連続運転の方が消費電力が少なくなりますね。
クーラーは暑い室温を設定温度まで下げようと一生懸命です。
こまめにスイッチを切ると室温が上がり、
エアコンは室温を早く下げようと電気をいっぱい消費してがんばっちゃいます。
特に最近のエアコンは賢くなっていますので、
少ない電力で効率よくお部屋の温度を下げてくれます。
5℃温度を下げるより1℃下げる方が楽なので、
電気代も少なく済みます。
つまり1~2時間の外出程度ならスイッチを切らずに、
自動運転にした方が電気代の節約にもなりますし、
人も快適に過ごせるという訳です。
クーラーの電気代節約するためのポイント
クーラーのスイッチはこまめに消すよりはつけっぱなしの方が節約になりますが、
もっと工夫をして電気代をさらに節約しましょう。
①お部屋の気密性を高めると外からの熱い空気が入り込みにくいので、
クーラーの効果が上がります。
出入り口にカーテンをかけるだけでも室温が下がりやすくなりますよ。
②室外機の周りに物があると熱がこもって運転効率が下がってしまいます。
また室外機に直射日光が当たらないように影を作ってあげるようにしましょう。
③冷たい空気は下に溜まりますので、
クーラーの風向きは上向きかフラットにしてあげましょう。
扇風機を上に向けてまわして風をかき混ぜるようにするのもいいですね。
④定期的にフィルターのお掃除をしましょう。
フィルターに埃が溜まると運転効率が下がってしまいます。
2週間に1度程度、フィルターのお手入れをするようにしましょう。
まとめ
クーラーはこまめにスイッチを消すより、
つけっぱなしの方が電気代の節約になります。
急冷するより穏やかに温度を下げた方が電気代が安く付きます。
昼間は直射日光が部屋に入らないようにカーテンをひいたり、
温度が下がるまでは扇風機で暑さをしのいだりと、
クーラーに頼り過ぎないことが節電の第一歩ですね。