発酵食品として、最近では海外でも食べられるようになった納豆ですが、
私の旦那も含め、「納豆って、もう腐ってるようなもんだから腐らないでしょ」
と思っている人が意外といるようです。
でも、実は納豆も腐るから注意が必要なんです!!
賞味期限は、あくまで
美味しく食べることができる期間ということで設定された期限なので、
1日でも過ぎたからと言って、
食べられなくなる訳ではありません。
もちろん、賞味期限が過ぎれば過ぎるほど
味は落ちてしまいますが、
食べられなくはありません。
じゃあ、食べられなくなっている。
腐っている。
この判断は何ですれば良いのでしょう??
食べても大丈夫か見分ける方法について、
まとめてみました。
納豆が腐ると臭いでわかる?腐っている時の臭いの特徴は?
私が結婚してから、まだ子供が生まれる前に1度、
納豆の賞味期限を切らしてしまい、
食べていいものか悩んだことがありました。
その時、旦那は
「えつ??納豆って、腐ってるようなもんだから腐ることなんてないでしょ。」と言い出し、
私と旦那で納豆は腐るものなのかどうか調べてみたんです。
結果、やはり納豆も長期間食べずにいると
腐ることがわかりました。
納豆が腐っているかどうか食べてみないとわかんないの??
でも、そんな恐ろしいことできませんよね。笑
納豆が腐ると臭いでもわかります。
腐っている時の臭いの特徴は、
アンモニアのような臭いが特徴としてあります。
納豆は元々臭いが強い食べ物で、
独特の臭いがありますよね。
でも、腐っているときは納豆の独特の臭いではなく、
アンモニア臭がします。
賞味期限が切れてしまった納豆が腐っていないかどうか判断する時に、
もし納豆からアンモニア臭がした場合は、
もったいないなんて思わず処分してくださいね。
納豆は腐ると白いぶつぶつがつくの?目で見分ける基準とは?
臭いでの判断は先ほど触れましたが、
それ以外に見た目で判断できるかどうか。
これが実はできるんです。
臭い以外に、見た目でも判断することができます。
見た目の変化で、納豆に白いぶつぶつがついているのを
見たことがある人もいるかもしれませんね。
納豆は腐ると白いぶつぶつがつくの??
それで判断すればいいの??
と思うかもしれませんが、
納豆につく白いぶつぶつの正体はチロシンと呼ばれるもので、
アミノ酸の結晶なんです。
白いぶつぶつの正体はアミノ酸なので、
食べても害はありません。
納豆の発酵が進むと、
このチロシンが発生することがあるそうです。
納豆の中でも、ひきわり納豆のような皮がないものは、
納豆菌の分解が進みやすいことから、
賞味期限内であってもチロシンが発生することがあるようですが、
腐っている訳ではないので安心してくださいね。
では、納豆が腐っているのを目で見分ける基準とは??
・糸をまったく引いていない
・水っぽい
・どろどろに溶ける
・カビが生えている
納豆の発酵が終わって納豆菌の分解がすすみきると、
納豆が腐り始めます。
納豆菌の分解がすすみきると納豆ならではのネバネバがなくなるので、
糸をひかなくなるので、
糸を引かない納豆は、ためらわず処分しましょう。
納豆を開けたとき、水っぽくないはずの納豆が水っぽくなっていたり、
どろっと溶けているようなとき、
カビが生えているとき、
納豆の状態が明らかにおかしいときは、
腐っていると思ってください。
まとめ
納豆の存在を忘れてしまっていたりして、
気づいたら賞味期限が切れていた。
賞味期限は切れてしまったけど、
食べられるかな??
そう思ったら、ここで紹介させてもらった判断基準を目安にしてみて下さい。
納豆が腐っているかどうかは、
臭い・見た目で判断することができます。
常温のまま放置してしまったり等、
納豆の保存状態によっては納豆菌の分解がすすみ、
賞味期限内であってもチロシンと言われる白いぶつぶつがついていたり、
腐るのが早まってしまったりすることがあります。
チロシンがついているだけなら、
味は落ちていますが食べる分には何も問題ありません。
しかし、糸をひかなかったり、水っぽくなっていたり、
アンモニア臭がしたときは腐っているので、
口にしないようにしてくださいね。
この時ばかりは、もったいない精神は捨てて下さい。