大垣祭り(大垣まつり)は結構、規模が大きいです。
なので、2日間開催されるんですが、全部まるごと楽しむというのは難しいですね。
というわけで、
地元民である私が、
「大垣祭りの楽しみ方のコツ」というかポイントを絞って紹介いたします。
ぜひ楽しんでくださいね。
大垣祭りの見どころは?
大垣まつりでは商店街にも見どころが沢山あります。
地元から愛されている八百屋さんや名物の何でも屋さん、最近できた桝カフェ(大垣生産量日本一の桝を扱ったカフェ)も人気です。
商店街のお店で特におすすめなのは、大垣名物「水まんじゅう」。
暑い中で食べる水まんじゅうは、ひんやりした中にほのかな甘さ加減がたまりません。
商店街には水まんじゅうを販売しているお店は3件あり、どの店舗も店前でまんじゅうを水にさらし、涼やかな景色を醸し出しています。
駅から10分程度歩きますが、
私のおすすめは老舗の「金蝶園総本家」

金蝶園
ここでは一番オーソドックスな水まんじゅうが食べられます。
飲食スペースが小さめですが、回転率は早いですよ。
中間地点の「餅惣」では、インスタ映えしそうな目にも楽しい水まんじゅうが売られています。
一番駅から近い「つちや 大垣駅前店」は、水まんじゅうだけでなく、お土産物も充実しています。
ネットで話題の超繊細なお菓子「みずのいろ」もこちらで扱っているそうですよ。
屋台は出るの?
祭りの規模はかなり大きく、駅前の商店街から西側にある大垣公園周辺まで交通整備がされ、一帯がお祭りの区画になっています。
屋台もたくさんあり、昔懐かしい金魚すくいや綿菓子のお店から、はやりの食べ物を扱ったお店も出店しています。
去年はチーズドッグを売っている屋台がありました。
まつりの後も楽しもう!周辺の観光場所も見逃すな
大垣まつりを楽しんだ後、時間があれば町中を散策するのもおすすめです。
大垣公園の奥には大垣城があり、200円で天守閣の中まで登ることができます。
名古屋城などに比べると規模は小さいですが、お城の中は歴史を紹介する施設となっており、関ケ原の戦いなどの解説が詳しくされています。
鉄砲や槍の模型を、手に取って体験型できる資料館なので、家族連れでも楽しめると思います。
また、大垣はあの有名な作品「聲の形」の舞台として知られています。
駅前はもちろん、少し足をのばして大垣公園のさらに西にある、水門川に架かる「美登鯉橋」へ行ってみるのもよいかもしれません。
他にもたくさん、映画で出てきた景色や印象的なスポットに出会えると思います。
まつりを楽しむためにはトイレも要チェックです!
大垣祭りの開催場所周辺には公衆トイレが8か所あります。
そのうち6か所は多目的トイレが付いています。
景観に配慮した、和風の建物になっているきれいなトイレです。
大垣地域ポータルサイトでは「大垣まつり露店・駐車場・おトイレマップ」が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
大垣祭り2019年の日にちをチェック!
大垣祭りの2019年の開催日は、5月11日(土)、12日(日)の二日間です。
一日目は試楽と呼ばれ、大垣市役所前で掛芸披露や、旧市内で自由巡業を行います。
二日目は本楽と呼ばれ、メインとなる13両の軕が順に進む「大垣まつり行列」が行われます。
両日とも開始は8時45分から、夜営は21時頃まで行われています。
軕だけ見たいという方は、午後から来るのがおすすめです。
大垣祭りへのアクセスは?
大垣まつりの開催場所は大垣八幡神社周辺、東外側通り、大垣駅通り他。
電車でのアクセスはJR大垣駅の南口から徒歩約5分。
車で行くなら、大垣ICからは約10分です。
駐車場は駅前に6か所ほどあり、30分100円程度ですが、お祭り当日は臨時駐車場ができます。
場所は市民会館の近く「大垣市公設地方卸売市場」で、一日500円とのことです。
こちらは祭りの会場までシャトルバスが出るので、とても便利ですね。
まとめ
大垣まつりは平成28年、初めて市の文化財として、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
古くから、大垣の城下町祭礼として伝承され、市民に親しまれてきたお祭りです。
13両もの軕(山車)が町内を練り歩き、その上でからくり人形や子供舞踊が演じられるのは圧巻です。
そういった歴史や伝統もある大垣祭り、もちろん難しいこと抜きにしても色々と楽しめます!
ぜひ一度足を運んで体験してみてくださいね。
絶対いい思い出になりますから。