義理の父親、つまり旦那さんのお父さんが亡くなった場合、
旦那さんが喪主になるということが多いですよね。
つまりあなたは喪主の奥さんということになりますが、
喪主の妻の役割って何でしょう?
自分の元々の家ではないしお義父さんは実父でないので、
あまりでしゃばることもできませんよね。
そこで喪主の妻の役割について解説しますので、
ぜひ参考にしてくださいね。
葬儀の喪主の妻の役割って?やることリストで流れをチェックしよう!
私の場合、夫は長男ということもあり、義父の時は義母がいましたので、
喪主は名前だけは義母でしたが事実上は夫が喪主、
つまり私は喪主の妻ということでした。
数年後に義母が亡くなり、
この時は本当に夫は喪主で私は喪主の妻という立場でした。
お葬式というものは突然やって来るのが普通で、
リハーサルや前もって決めておくということができるものではありません。
喪主は短時間でたくさんの事柄を決めなければいけないのでとても大変です。
2~3日は一睡もできなかったということも起こりかねません。
葬儀の形式やお金の面などは喪主が決めるとして、
喪主の妻は葬儀そのものよりも喪主の目が届かないところをサポートすることが大切です。
まず葬儀を行うことが決まったら、
①葬儀社を決める
②葬儀の規模や金額などを決める
③お坊さんの手配
④通夜・葬儀の日程・時間を決める
⑤親せきなどへの連絡
⑥受付などのお手伝いの人を決める
⑦会葬御礼の挨拶状の文面や品・数などを決める
⑧遺影の用意
もっと他にも細かい決め事がありますが、
これらは主に喪主が決めることになります。
喪主の妻が考えることは上記以外で主に、
①遠くからやって来る親戚などの食事と寝るところを考える
②お坊さんへのお布施などの用意
③通夜振る舞いや精進落としの数の確認
④飲み物が十分足りているか確認
⑤お客様への接待
などが中心ですね。
喪主の妻は参列に来てくださった方に失礼がないように、
フォローするのが主な役割となります。
顔の知らない人でも義父のためにわざわざお悔やみに来てくださったのですから、
しっかりと挨拶をして通夜振る舞い(通夜の時)の席に誘導するぐらいのことはしましょう。
喪主である夫は挨拶と決めごとでパニック状態になっている可能性もありますので、
しっかりとサポートしてあげることが大切です。
葬儀での喪主の妻はサポートの役割!出しゃばらないよう気をつけよう!
しかし喪主の妻は喪主ではありませんので、
葬儀社との打ち合わせは妻が勝手に決めないようにしましょう。
大事な事柄、葬儀の方法などは旦那さんに相談するか
旦那さんの同席のもとで決めるようにします。
私の場合、精進落としの仕出し弁当の数に不安を感じていたので、
夫に「10個追加注文してもいい?」と聞いてから注文しましたよ。
中には夫が頼りないからという人もいるかもしれませんが、
妻の方が勝手に物事を決めると義父の親戚などに「嫁のくせに出しゃばって」と、
いい顔をされない場合もあります。
妻は三歩下がってという時代ではないかもしれませんが、
高齢の親族の中には古い考えを持っている人もいますので、
出しゃばりすぎない方が後々の親戚付き合いもスムーズにいくものですよ。
まあある意味、上手に夫をコントロールしながらうまくやっていくのも
妻の賢い知恵とも言えますよ。
「ダメな嫁」と言われるよりも「良いお嫁さんね」と言われたほうが
うれしいと思いませんか?
まとめ
葬儀は公の場でもありますし亡くなられた方の供養の場でもあります。
普通はお葬式に慣れている人はいないですし、やり直しもできませんので、
後悔が残ることも多いのですが、できるだけ努力して、
「良いお葬式だったね」と思ってもらえるようにすることが一番重要です。
その為にも喪主の妻は喪主が行き届かないところをサポートしてあげて、
良いお葬式ができるようにしてあげましょう。