親と子であれば、甘やかすところは甘やかすけど、
言い聞かすときは言い聞かす!!と、
メリハリを持って子供に接しますよね。
しかし、祖父母と孫の関係はというと、そうではないことが多いです。
祖父母からしてみたら可愛い孫ですし、孫の望む通りにしてあげたい!!
そういう気持ちから、甘やかしてしまいがちです。
さらには、こうした方がいいとか教育にまで口出しするように…
こうなってくると親としては、手は借りたいけど口出しはしてほしくない!!と、
反発心が芽生えてしまい、関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。
そこで、祖父母と孫の関係においてどこまで許すべきなのか、
また、教育に口出しされたときにどうしたらいいのかなど考えてみました。
祖父母は孫を甘やかす!仕方がないけどどこまで許すべき?
どこでもそうですが、祖父母は孫が可愛くて仕方ないものです。
そして、祖父母は孫を甘やかすものです。
これは仕方がないけど、どこまで許すべきなのか…
私の両親が言うのは、
「孫に対しては責任がないから、ただひたすら可愛い!!」
我が子となるとやはり、しつけの面でもそうですが、
いろいろと親としての責任が出てきますが、
それが孫になると、もし預かった場合の最低限の責任はありますが、
しつけ等、親が背負うべき責任はないですよね。
極端に言えば、他人の子をひたすら可愛がるのと同じ感覚な訳です。
となれば、孫が望むものは与えたくなるし、
孫がしたいようにさせてあげたい。
こんな気持ちから甘やかしてしまうことに繋がっています。
私の場合、自分の親にも夫の親にも子供たちのことは思いっきり可愛がってもらい、
甘やかしたいなら甘やかせばいい!!と割りきっています。
その中でも食べ物に関することなどの生活面で、
気をつけなければならない点は、はっきり伝えます。
自分の都合でどうしても預けなければならない場合は、
「甘やかすことに関しては何も思わないけど、食べ物とか生活面でのことは最低限、
子供を守るためのことだから絶対に守ってほしい。
じゃないと、もう子供たちを預けられなくなるし、子供たちを遊びに連れてこれなくなるよ」
と釘をさします。
半分、脅しのようにも聞こえるかもしれませんが、
守ってほしいことだけは「子供を守るためだから」と強く言うことで、
祖父母も孫のために意識してくれます。
最低限のことだけ守ってくれたら、あとは思うように甘やかしてもらっていい。
と言うことで、祖父母も甘やかすことができますよね。
祖父母が孫の教育に口出ししてくる!華麗にスルーする方法!
甘やかすことよりも厄介なのは、子供の教育に関することかもしれません。
自分と祖父母とで教育方針が違う、考え方が違うというのはよくあります。
もちろん、自分は親として我が子のことを思って考えて育てますよね。
でもそれは祖父母も同じで、
我が子のように可愛い孫のことを思って、
こうした方がいいとか意見を言ってくれます。
それを真っ向から否定して却下したり、
「私はこうしたいから!!」と自分の考えだけで祖父母の意見を聞かないとなると、
それこそ関係が悪化してしまう原因になります。
「祖父母が孫の教育に口出ししてくるけど、何か華麗にスルーする方法はないの?」
そう思うのであれば、まずは祖父母の話を聞いてみてください。
祖父母の意見を聞いた上で心の中では全否定したとしても、
「そういう考え方もありますよね」と一旦は受け入れる姿勢を見せます。
でも、実際に育てていくのは祖父母ではなく親ですから、
受け入れる姿勢を見せたからと言って、
その通りにしなければならないことはありません。
その場しのぎかもしれませんが、
「参考にしておきます」と言っておけばその場は丸く収まります。
私も、祖父母から子供の教育について意見を言われたときにはそうしてます。
その上で自分の思ったようにしています。
後になってそれを言われても、
「正解がわからない教育のことだからこそ、前に聞かせてもらった意見も参考にしながら、
旦那と2人で話し合って、こうしようと決めたんです」と言って、
あとは何を言われてもスルーしています。笑
もちろん祖父母の意見が正しいときは、
聞き入れる柔軟さも必要かなとは思います。
まとめ
祖父母からしてみたら、可愛い可愛い孫です。
だからこそ、孫に好いてもらいたい気持ちも強く、
そのために甘やかすというのもあると思います。
それを見ていると、親としては「やめて!!」と思ってしまいますが、
ある程度は大目にみてあげましょう。
これだけは守って!!という最低限のことだけはっきり強めに伝えて、
あとは祖父母の好きなように甘やかしてもらえばいいと思います。
教育に関しては責任があるのは親ですから、
祖父母の話はとりあえず聞く程度にして、
共感できるところは取り入れて、
そうではないところはスルーしてしまって大丈夫だと思いますよ。
甘やかすことにしても教育のことにしても、
自分にも祖父母にも過度なストレスにならないように、
うまくバランスを取ることが大切です。