赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲んだり、
母乳を飲んでいるのもつかの間、
離乳食が始まると飲み物もストローやコップで飲むことに
切り替えることが必要になってきます。
そんな時に活躍するのが「ストローマグ」です。
持ち歩くときも密閉することが出来るので、
中身がこぼれず便利なものではありますが、
その分構造も複雑になり、
お手入れの手間もかかってきます。
その複雑な構造のためにしっかり洗っているつもりでも、
臭いが出てきてしまうことが多々あります。
一体この臭いは何なのか、どうして出てくるか、
また臭いを出さないようにするにはどうしたらよいのか、
そんな疑問をお持ちの新米ママさんのために、
ここではストローマグの消毒やお掃除方法などをご紹介します。
えっストローマグに黒カビ!?パッキンやストローなどの正しい洗い方!
ストローマグから出てくるイヤな臭い、
実は、これ「カビ」なんです。
とはいえ、「毎日きれいに洗っているわ!」
というママさんが多数なのではないでしょうか。
そう、毎日キチンと洗っていてもカビの胞子は空気中を漂っているので、
臭いの元となることが多いのです。
カビの殆どは無害なのですが、
体調がよくない時や抵抗力が落ちているときには
害が及ぶことがあります。
特に赤ちゃんは生まれた直後に一旦抵抗力が落ち、
その後少しずつ抵抗力が増えていきますが、
1歳~2歳までは大人の半分くらいしかないんですね。
このことからストローマグで飲み物を飲むくらいの年齢ではまだ抵抗力も充分にないので、
毎日、口にするストローマグはしっかり清潔に保つ必要があります。
ストローマグを清潔に保つためには
・1日1回はよく洗い、しっかり乾燥もさせる。
・ストローマグ洗浄用のブラシやスポンジで洗うこと
・浸けおき消毒を週に1回はすること
などが挙げられます。
洗浄するときはストローマグをパーツごとに分解し、
必ず専用のブラシやスポンジで洗いましょう。
食器用のスポンジで洗うと油がついてしまい、
汚れが付きやすく、落ちにくくなったりします。
またストロー内部が乾いてないまま放置すると臭いが出やすくなるので、
洗ったあとしっかり乾燥させることも大切です。
次に臭いをとるためやカビを撃退するための消毒方法についてご紹介します。
- 熱湯消毒する
ストローマグをパーツごとに分解して洗い、
熱湯に10~20分くらい浸す。(やけどには十分注意して)
- ミルトンで消毒する
専用の容器に指定の量の水と消毒剤をいれ、
マグや哺乳瓶を入れて1時間以上浸して消毒します。
毒性が極めて低いため、消毒後は浸けおきした水を
切るだけですぐに使用できますが、
気になるようなら水ですすいでから使いましょう。
- 漂白剤で消毒する
ハイターなどの漂白剤で消毒します。
台所用の漂白剤はかなり強力で、
浸け置きして消毒する時間も3分程で済んでしまうので時間もかかりません。
ただ、そのために使用する際には注意が必要となります。
水1ℓあたりに漂白剤6mℓというように充分にうすめること、
色柄などは落ちる可能性があり、金属部分には使えないという注意点もあるので、
使用方法や注意書きをよく読んで、またそれを守って使用しましょう。
ストローマグの臭いとりに重曹が効く!隙間の汚れや着色汚れにも!
子供が口にするものなので、
なるべくなら安全なものを使用したいという方には
「重曹」と「酢」がおすすめです。
重曹は料理用、掃除用と分けて売っているお店がありますが、
料理用でもOKです。
方法は
- 大きめの容器に40~50℃のお湯500mlを入れ重曹と酢をそれぞれ大さじ1杯入れる。
- 重曹をよく溶かし、ストローマグを分解してから浸け一晩おく。
- 水ですすぎ、まだ残っている汚れは専用のブラシでよく落とし、すすいでよく乾かす。
重曹や酢が残ってしまっているとカビの原因になりますので、
すすぐときはしっかりすすいで、
また乾燥もしっかりしましょう。
重曹と酢は臭いを取るためにはかなり有効ですが、
汚れがこびりついて落ちない場合は、
そのあと漂白剤を使っての消毒をおすすめします。
まとめ
ストローマグは持ち運びも出来るし、
持ちやすいので筆者も使っていた記憶があります。
やはり、カビや茶渋がついてくるので、
専用のブラシやミルトンを使って消毒していましたね。
汚れも落ちなくなってきたら、
台所用の漂白剤を使ってすすぎもよーくやっていました。
そしてストローマグは確か2個は用意して交互に使っていたような・・・。
記憶が曖昧ですが、筆者にそれくらい神経をすりへらすことなく
短期間の使用だったのかもしれません。
余裕があればストローマグは2個くらいは用意して、
お掃除や消毒、乾燥の時間も充分にとってあげると
忙しいママのストレスをためることも少なく、
安心してお子さまにストローマグで飲んもらうので
いいのかもしれませんね。
今回の記事で忙しい新米ママさんの負担が、
少しでも減らすことが出来たなら幸いです。