世の中、何もかもが値上がりの昨今!
少しでも節約してお金を残したいと思っている人も
多いのではないでしょうか?
節約と一言で言っても、
何をどうすればいいのか悩んでいる人もいることでしょう。
買い物などで実際に財布から現金を使う時は躊躇する人もいるでしょうが、
電気代などの光熱費はどのくらい影響しているのかわかりにくいですよね。
そこで今回は家電の中でも目立つ存在、
冷蔵庫の電気代に注目してみました。
一年中フル稼働の冷蔵庫の電気代を節約するには、
どうすればいいかご紹介しますので、
ぜひ参考にしてください。
冷蔵庫の温度、何度にしてる?みんなの平均はこれだった!
冷蔵庫は電源を切るということはありませんよね。
テレビやエアコンの電気代は使わなければ節約できますが、
冷蔵庫はそうはいきません。
今使っていないから電源を切るという訳にはいきません。
しかも最近の冷蔵庫は大型なものが多いです。
こんな大きな電化製品を一年中つきっぱなしにしていると
電気代も半端ないような気がしますよね。
冷蔵庫の目的は冷やすということですよね。
冷えることで食品の痛みを遅らせることができますし、
凍らせることで賞味期限を延ばすこともできます。
絶対電気を切ることはできません。
しかし必要以上に冷やしても効果はあまり変わらないのです。
ならば食品の痛みを押さえることができるギリギリの温度に設定しておけば、
電気代の節約になりますよね。
一日の節約料金はほんのわずかでも、
これが365日×数年ともなればかなり大きな金額になりますよね。
ぜひ適正な温度を知りたいものです。
そもそも冷蔵庫という家電は、
JIS規格で0℃から10℃以内を保てるものと決まっているようです。
一般的な冷蔵室の庫内は1℃から5℃になるように作られています。
食品は10℃以下のところに置かないと急激に菌が増えるのだそうです。
冷蔵庫とは食品の痛みを押さえるために開発された家電ですので、
少なくとも10℃以下を保ってくれなければ意味がないということになります。
冷蔵庫の温度って節約するには何度がベストなの!?
では冷蔵庫の電気代を節約するにはどうすればいいのでしょう。
メーカーによって野菜室やチルド室など特別な温度を保てるものもありますが、
いわゆるメインの冷蔵室はスイッチを弱にあわせても
5℃ぐらいで保てるようにはなっています。
ただしこれは扉を閉めっぱなしにしておいてのことです。
冷蔵庫は扉の開け閉めが非常に多いですよね。
この開けた時に外気が入って、
冷蔵庫の中の冷気は逃げてしまい庫内の温度が上がります。
温度が上がった冷蔵庫は10℃以下になろうと
電気を使ってせっせと冷やします。
これが電気代を使ってしまう原因ですね。
電気代を節約するためには、
常に10℃以下を保てるようにしてあげることが大事です。
必要以上に冷やす必要が無ければ
電気を使うことも少ないので節電にもつながります。
具体的には
①物を詰め込み過ぎない!
冷気が庫内に十分に行き渡らなければ冷蔵庫は「冷えていない」と判断してせっせと冷やしてしまいます。
冷気が全体に行き渡るように余裕をもって物を庫内に入れるようにしましょう。
②熱いものを入れない!
湯気が立っているようなものを冷蔵庫に入れると庫内の温度が上がります。
そしてそれを冷やすために冷蔵庫は慌てて電気をいっぱい使って冷やそうとします。
熱いものは20℃以下になるまで冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
③開けっ放しにしない!
ドアを長く開けっ放しにすると外気が入って庫内の温度が上がります。
部屋の温度が5℃以下のところってないですよね。
庫内の温度が上がるとそれを冷やすために…以下同文、となります。
冷蔵庫のドアの開閉は素早くしましょう。
④季節によって設定温度を変える!
夏は外気温も高いですよね。冷たいものも欲しくなります。
さらに気温が高いので物も傷みやすいです。
夏はスイッチを強にして庫内を冷やす必要があります。
しかし冬場はそれほど冷やす必要はないですよね。
冬はスイッチを弱にしても庫内は十分冷えています。
寒くなってきたらスイッチを弱にすることで節電になりますよ。
まとめ
とにかく冷蔵庫を節電するためには、
庫内の温度があまり変化のないようにすることが大切です。
冷蔵庫のドアの開閉はなるべく少なくして、
物を詰め込み過ぎずに庫内に冷気が十分行き渡るようにする。
熱いものを入れたりドアを開けっぱなしにして、
庫内の温度が上がりすぎないようにするなどに注意すれば、
それが節電になるのですよ。
ちょっとした気の使い方によって電気代の節約になるのですから、
明日とは言わず今日からでも意識して
冷蔵庫を使うようにしてみましょう。