安くて手軽に手に入る食材、もやし。
節約にもなるし、
炒めたり茹でたりして料理に使っている人が多いですよね!
ところでもやしって、
生で食べられるものなのでしょうか?
加熱しないで食べても
大丈夫なのでしょうか?
本記事では、
そんなもやしの疑問について解説します!
もやしは生で食べられるのか?そのままで危険はないのか心配!
加熱して食べることが多いもやしですが、
生でも食べられるのでしょうか?
結論からいうと、
もやしは基本的に、
加熱して食べることを前提に生産されています。
その理由は、もやしの育て方にあります。
もやしは、緑豆や大豆などの種子を水に漬けこんで発芽させ、育てます。
つまり
「水分をたくさん含んでいる=傷みやすい」
ということなんです。
スーパーなどに売っている多くのもやしには、
「加熱用」
「加熱してお召し上がりください」
といった表記があるのは、このためなんですね。
ですので、調理方法や保存方法、
賞味期限を守らず食べてしまうと、
食中毒の危険は少なからずあるといえますね。
食中毒の原因となる雑菌は、
加熱することで死滅するものがほとんどです。
おなかを壊してしまうのが心配な人は、
加熱してから食べるようにしましょう!
また、もやしは加熱した方が食感や味が良くなるともいわれています。
もやしが美味しくなる加熱方法についてもご紹介しますので、
調理の際の参考にしてくださいね。
① もやしを炒めるときのポイント
油をひいたフライパンを熱し、サッと炒めます。
低温だともやしが水っぽくなってしまうので、
高温で炒めるのがポイントです。
② もやしを茹でるときのポイント
沸騰させたたっぷりのお湯にもやしを入れ、
10秒から20秒ほど茹でます。
茹ですぎると、
シャキシャキとした食感が失われてしまうので注意です!
青臭さが気になるという時は、
塩をひとつまみ入れて茹でると効果的です。
もやしは生でも食べられる!生食用や新しい物は加熱しなくてもOK!
もやしは傷みやすく、
賞味期限も短いという理由から、
基本的には加熱して食べることをおすすめします。
しかし、どうしてももやしを生で食べたい!
生のもやしを料理に使いたい!
という方には、
「生でも食べられる場合もあります」
とお伝えしておきます。
というわけで、
生で食べるもやしを買う時のポイントをまとめました!
① 生食用と書かれたもやしを使う
「加熱用」や「加熱してお召し上がりください」と
袋に明記されて売られているもやしは、
出荷の際、加熱を前提とした洗浄をしています。
ですので「生食用」と書かれたもやしが売っていれば、
洗浄もより念入りにしているはずなので、
それを使うのが安心ですね。
② 出荷日が新しいものを選ぶ
もやしの袋には、賞味期限とは別に、
「出荷日」などが記載されているものがあります。
出荷日の翌日から店頭に並ぶことになりますので、
より新しいもやしということです!
ですので、この日付が新しいものを選びましょう。
生で食べるなら、
出荷日の翌日中に食べきるのが安全ですね。
③ 新鮮なもやしを選ぶ
出荷日や賞味期限はもちろんチェックしますが、
新鮮なもやしの選び方のポイントもあるんです。
店頭でより新鮮なものを見分けることが出来ると安心ですから、
チェックしておきましょう!
- 色は白く透明感がある
- 硬くて張りがある
- 茎が短くて太め
芽の部分やひげ根の部分は特に足がはやく傷みやすいので、
生で食べる場合は特に、
取り除いて食べることをおすすめします!
まとめ
① もやしは加熱して食べるのが基本!加熱することで美味しさもアップ!
② 生で食べたい場合は、
生食用か、出荷日が新しいもの、
新鮮なものを選ぶこと!
「もやしって生のまま食べられるの?」
と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!