韓国で人気の美容法である「あかすり」
日本でも、
スーパー銭湯やエステサロンの、
リラクゼーションメニューで見かけることも多いですよね。
本記事では、あかすりの効果や注意点、
正しいやり方や頻度まで徹底解説します!
あかすりの効果は乾燥肌でも感じられる?注意点とは?
あかすりとは、専用のタオルやタワシで肌の表面をこすり、
余分な角質や皮脂などの汚れをそぎ落とす美容法です。
そんなあかすりですが、
一体、どういった効果があるのでしょうか?
あかすりで得られる効果についてご紹介いたします。
<あかすりの5つの効果>
① 美肌効果
皮膚の余分な汚れを落としてあげることで、
新しい角質の生成が促進され、
肌の新陳代謝(ターンオーバー)が促されます。
ターンオーバーが促進されることで肌のキメも細かくなり、
トーンアップにつながるなどの美肌効果があります。
毛穴の黒ずみや角質、
ニキビの予防にも良いようです。
② マッサージ効果
あかすりによる皮膚への刺激で筋肉がほぐされ、
血流も良くなり、
マッサージと同じような疲労解消の効果もあります。
昔ながらの「乾布摩擦」と同じ原理ですね。
冷え症にも効果が期待できます!
③ リラックス効果
皮膚への適度な刺激により、
副交感神経が活発化し、リラックスできます。
マッサージ効果とも相まって、
ストレス解消にも良いです。
④ 体臭改善・予防
体臭の原因は、皮膚の古い角質をエサに、
雑菌が繁殖することが主な原因です。
古い角質をこすり取ることで
雑菌の繁殖を防ぐことができるので、
結果、体臭改善につながるんですね。
⑤ ダイエット効果
代謝が良くなったり、
血流が良くなったりすることで、
痩せやすい体に繋がります。
体の老廃物が排出されやすくなり、
むくみ改善にもなりますよね。
このように、あかすりには単に皮膚の汚れを落とすだけではない、
色々な効果があることが分かりましたね!
ですが、
「ゴシゴシこすって痛くないの?」
「肌に悪いんじゃ?」
「肌が弱い人や乾燥肌の人は大丈夫なの?」
と思われている方もいるのではないでしょうか。
確かにあかすりには、
デメリットや注意点もあるんです。
<あかすりのデメリット>
① 肌荒れ
皮膚をこすりすぎてめくれてしまったり、
赤くなってしまう人もいるようです。
また強くゴシゴシしすぎると、
古い角質と一緒に正常な角質まで落としてしまい、
肌のバリア機能が失われてしまいます。
結果、乾燥肌が悪化したり、
色素沈着などの肌トラブルに繋がったりするケースもあります。
② 体臭の悪化
体臭の原因は古い角質や皮脂ですが、
あかすりをやりすぎると肌のターンオーバーが乱れ、
皮脂が過剰に分泌されてしまい、
体臭が悪化してしまう可能性もあります。
あかすりは肌に直接刺激を与えるものですから、
頻度や力加減を間違えると逆効果になる場合もあるようですね。
特に乾燥肌の人や敏感肌の人は、
注意が必要です。
「乾燥肌だけどあかすりをやってみたい!」
という人は、
特に以下の3点に注意してチャレンジしてみてくださいね!
① やりすぎない
一般的には2週間に1回が適度といわれていますが、
乾燥肌・敏感肌の人は1ヶ月に1回から始めてみましょう。
肌のターンオーバー周期は28日といわれていますから、
1ヶ月に1回でも十分効果は感じられると思いますよ。
② 力加減に注意
より効果を感じたいからといって、
力いっぱいゴシゴシするのは危険です。
やさしく撫でる程度でも効果はあります。
また途中で肌が赤くなったり、
ヒリヒリしたりしたら、
すぐに中止してくださいね。
③ 肌にやさしいタオルを使う
多くのあかすり用のタオルは、ナイロン素材です。
肌への刺激が心配な人は、
シルク素材のあかすりタオルを選ぶといいですよ!
あかすりの効果を最大限に!肌に負担を掛けないやり方は?
様々な美容効果・健康効果がある「あかすり」ですが、
やり方を間違えると逆に肌に負担となってしまいます。
効果を最大限に得るためにも、
正しいやり方を確認しておきましょう!
<アカスリの正しいやり方>
① 石鹸などで体の汚れを落とす
日焼け止めなどの油分が残っていると、
垢がとれにくくなってしまいます。
② 湯船に10分~15分程度つかる
しっかり湯船につかり、角質を柔らかくしておきましょう。
③ アカスリタオルで、やさしく体を洗う。
毛の流れに沿って洗うと効果的です。
同じ場所をゴシゴシしないよう、やさしく洗いましょう。
お店などで人にやってもらう場合は、
力加減について相談してからやってもらいましょう。
④ 垢を洗い流す
⑤ しっかり保湿する
前述の通り、頻度は2週間に1回が目安です。
やりすぎは逆効果なので、注意してくださいね。
まとめ
① あかすりには様々な美容効果あり!
だけど刺激が強いので、
乾燥肌・敏感肌の人は注意しよう。
② 正しいやり方で効果を最大限に!やりすぎは禁物!
肌が弱いけどあかすりに興味があるという方は、
ぜひ参考にしてくださいね。