お葬式に出る際は、結婚式に出席することとは異なり、
ブラックフォーマルなスーツに身を包んでいくことになります。
男性は、ブラックのスーツで行くことが主ですが、
女性は男性に比べてどんなときも服装には悩むものです。
特に、お葬式で履くストッキングは迷いに迷ってしまうものです。
というのも最近ではデニール数も豊富で、
どの厚さのものを購入すべきなのか分からない方も多いと思います。
急にお葬式に参列することになったとき、
みなさんが迷わないためにも今回は、
お葬式の際のストッキングの最適デニールや色を紹介します!
これを読んで安心して準備していきましょう。
お葬式のストッキングはどの厚さがベスト?最適デニール数とは
よくタイツやストッキングを買いに行くと必ず目にするのは、
『80デニール』『110デニール』などの表示です。
そもそもデニールとは何かご存知でしょうか?
デニールとは、糸の太さを表す数字のことです。
数字が小さいほど糸は細くなり、
見た目も素肌が透けているように見えます。
よく、真冬になると80デニール以上のタイツを好んで履く女性も多いですよね。
透け感もそうですし、
デニール数が大きいほど暖かかったり、
着圧タイツのようになり、
脚が細く見える効果もあったりします。
では、お葬式の際に履くストッキングは、
何デニールが最適なのでしょうか?
お葬式では、まずタイツはカジュアルなアイテムになるのでNGです!
必ずストッキングを選ぶようにしましょう。
お葬式では30デニール以下が良いです。
中でも20デニールが最適な薄さです。
お葬式のストッキングは何色が良い?マナー違反でない色とは
お葬式は急に参列することが決まるものなので、
あらかじめストッキングを準備している方は
ほとんどいないと思います。
仕事帰りにお葬式に参列するため、
ストッキングを買いに行く暇がないから、
ヌーディベージュのストッキングで行こうとしている方!
STOP!!!
やはりお葬式のストッキングで肌色はNGです…。
お葬式のストッキングは必ず『黒』を選んでくださいね。
黒以外でマナー違反でない色は肌色です。
これはお通夜のみ大丈夫な色となります。
最近では、黒いストッキングもコンビニでも手に入るので、
急ぎで向かう方もコンビニで購入してくださいね。
また、くるぶし辺りにワンポイントで
刺繍やスパンコールがついていることもありますが、
それもNGです。
シンプルなストッキングで参列しましょう。
お葬式でストッキングを履く際、気を付けるコトは?また靴は?
お葬式に限らず、ストッキングを履くときは、
必ず予備のストッキングを持参しておきましょう。
焦って履くと、伝線してしまうことも考えられます。
すぐに対応できるよう、鞄に入れておくとよいでしょう。
靴は黒のパンプスを履くようにしましょう。
ぺたんこのパンプスではなく、
5~7cmのヒールがあると最適です。
しかし、ヒールがあっても歩く音が響いてしまってはいけません。
光沢のないパンプスで、
つやのない本革や合皮の靴を選ぶようにしましょう。
絶対に履いていけないのは、
オープントゥースのパンプスだったり、
リボンなどの飾りの付いたパンプスです。
シンプルで音のしないヒールのある靴を
一足持っているといつでも使えます。
まとめ
お葬式の際に履くストッキングのデニール数は、
20デニールが一番最適です。
タイツは絶対にNGですので、
必ず冠婚葬祭用のストッキングを購入しましょう。
お通夜では肌色のストッキングでもOKとされていることもありますが、
基本的には黒を選ぶようにしましょう。
靴は光沢のない黒のシンプルなパンプスを履いて、
音を鳴らさない靴が最適です。
間違った選択をしないように、
今回紹介した服装マナーを参考にお葬式に参列してください。