「お留守番って、子供一人でいつからできるのかな?」
子供がある程度自分のことができるようになってくる、
小学校前後あたりから多くのママさん達が考えることではないでしょうか?
お仕事をしているママさんは、
放課後や夏休みなどの長期休暇のときなどお仕事以外にも、
子供を自宅に一人でお留守番させなくてはならないことが、
結構あるかと思います。
今回は安全性を考えるとなるべくなら子供の一人のお留守番は避けたい、
けどどうしてもお留守番させなくてはならないときのための、
注意点や心構えをご紹介します。
子供一人で留守番させる場合の心配のポイント整理
今のパパやママが子供の頃、
小学生になる頃には普通に留守番していました。
周囲のお友達も当然のように留守番していた記憶があります。
今の時代は子供の安全性の面の問題から、
普通にできることではなくなりつつあります。
小学校の行き帰りでさえ、ママさんたちに毎日見守りされているぐらい。
確かに物騒な世の中になって、
不安がつきまとう子供だけの留守番ですが、
注意すべきことを守ればしっかりと子供は留守番できるものです。
というわけで、
留守番について心配な点を整理して、
気をつけるべきポイントをまとめてみました。
1 鍵はしっかりかける
ママが外出する際は家中の鍵をしっかりかけること。
二重ロック出来る窓はそれも怠らずに。
ママが出掛けたあと、または一人で帰ってきて玄関の鍵をかけるときは、
チェーンも忘れずにかけるように子供に伝えること。
2 子供が帰ってきて玄関の鍵を開けるとき
子供が帰ってきて鍵を開けるときには、
周囲に不審者がいないことを確認する。
「ただいま!」
と言って、家の中に誰かいるぞアピールをする。
3 訪問者が来ても出ない
テレビや電気をつけて家の中にいるぞアピールはしつつ、
インターフォンが鳴っても出ないように伝える。
宅配業者を装った犯罪も以前にありましたからね。
子供一人のときは出ないほうがいいです。
4 家の電話に電話が掛かってきても出ない
最近はキッズ携帯もありますから、
持っている場合はそちらを連絡方法として使うこと。
無い場合は、ママやパパとの連絡方法は事前に話し合って決めておくこと。
5 キッチンは使わせない
火をつかったり、包丁もあったりで思わぬ事故を防ぐためです。
6 マンションの場合はベランダの鍵をかけ、出ないように伝える
以前親がいたのにマンションのベランダから転落する事故がありました。
ベランダに台やエアコンの室外機があるなど、
転落事故等を招きかねないので、
ベランダの鍵はかけ、勝手に出ないように子供に伝えましょう。
7 ママからのお手紙を書いておく
何か困ったらどうすればいいか?
連絡先も書いておいたメモを置いて子供にも伝えること。
メモがあることによって子供も安心します。
子供だけの留守番で考えられる事故とは?
海外では子供を留守番させるのは12歳や14歳まで禁止にして、
破ると違法になってしまう国があったり、
何歳と規定がなくても、
留守番をさせること自体が違法になるという国もあるようです。
国の治安がよくない等の理由ため、
子供を一人にすることに対して厳しくなるのは当然かもしれません。
日本でも親が留守のときに、
マンションのベランダから転落した事故や、
マッチやライターの火遊びが原因で火事になったり、
お風呂場で遊んでいて水難事故にあった等の事故は多々あります。
大人がいない時間に、
普段では考えられないイタズラを子供はしたりしますので、
お留守番の際は注意点を守ることを子供と約束しましょう。
まとめ
子供の留守番をわたしが最初にさせたのは、
幼稚園の年長さんのときだと記憶しています。
40℃の熱が出て苦しそうに横になっていて、
でも水分や食べ物がないので、
どうしても外に買いにいかなくてはならないときでした。
連れて行くわけにも行かず、横になっている子供に、
「買い物で出かけるけど、誰かきても出ないように」
と、伝えて近所の車で5分も掛からないスーパーに行きました。
さっと買い物すませ、20分位で戻りましたが、
やはり買い物してるとき、運転しているときは心配でした。
子供に対する犯罪も多い今、
万が一のことを考えると、
子供は小学2年生ですがやはりまだ一人にさせるのは極力避けているし、
これからも避けるようにしようと個人的には思います。
もし、お留守番をお子様にさせなくてはならないときは、
しっかりと注意点を守れるよう約束し、
何かあったらすぐにパパやママに連絡を取れるようにして、
早めに帰宅することを心掛けてあげてください。
帰宅したときに誰もいないのはとても寂しいことでもありますから。