日本人には馴染みの深い緑茶。
ペットボトルでもたくさんの茶葉によっても種類がありますし、
お菓子、ジェラートにも含まれていたりします。
そんな人気のある緑茶ですが、
実はカフェインも含まれているっていうこと知っている方も多いと思いますが、
どれくらい含まれているのか?
気になるところですよね。
そんなあなたのために、
ここでは緑茶に含まれるカフェインの量や飲むときの注意点、
また美味しく飲むための方法などをご紹介します!
緑茶のカフェインで眠れないことってある?カフェイン含有量と飲み方のコツ!
まずは緑茶の他に代表的なものとしてコーヒーにも含まれるカフェインですが、
このカフェインにはたくさんの効果があります。
- 集中や記憶力の向上
- 偏頭痛の緩和
- 脂肪の分解促進
- 運動能力の向上
- 疲労回復
- 脳卒中のリスクの軽減など
ただし、取り過ぎてしまうと
神経過敏、睡眠障害、顔面硬直、嘔吐などの
症状が現れることがあるので注意が必要とされています。
緑茶に含まれるカフェインの含有量は緑茶の種類によっても異なりますが、
若い芽ほど多く含まれているようです。
あくまでも目安量ですが、100gあたりのカフェイン量は
玉露で160mg、煎茶20mg、番茶、玄米茶が10mg、玄米茶でも20mgです。
緑茶のカフェインは一見すると多く見えますが、
緑茶に含まれる「テアニン」というアミノ酸がカフェインの作用を抑制する効果があるため、
極端に飲みすぎなければ気にすることはありません。
緑茶を飲んで寝つきが悪くなるという方は
寝る4時間以内の摂取を控えるようにしましょう。
基本的にはカフェインは覚醒作用があるので
就寝前に取るのはなるべくならコーヒーや紅茶、栄養ドリンクなどは避け、
カフェインの含まれていない温かいドリンクを飲むようにするとよいです。
寝る前に飲むドリンクとしてお勧めなのは
カラダを温めてくれるホットミルクや生姜湯などがお勧めですよ。
緑茶のカフェインをおさえる水出しがおすすめ!しかもうまみはしっかり出せる!
苦い、渋いの原因であるのは「カテキン」という成分ですが、
このカテキンは温度が低いと水に出にくいという特徴があります。
そして甘みの成分「テアニン」は水出しのほうが残りやすいと言われます。
そのため、お湯で煮出した緑茶よりも水出しのほうが
まろやかな飲みやすい風味になるんですね。
またカフェインは温度が高いとたくさん抽出されやすいのですが、
水出しの場合は温度が低いのでカフェインは出にくいとされます。
さらにさらに、氷水で水出し緑茶をつくると
「エピロカテキン」と呼ばれる免疫細胞を活性化させてくれる成分が含まれるんだそうです。
風邪やインフルエンザ等の感染症などを
起こしにくくしてくれる成分として注目されています。
この成分はやはりお湯で煮出した緑茶にはほとんど入っておらず、
冷たい氷水で水出しした緑茶にのみ含まれているので、
是非氷水での水出し緑茶を作ってみてくださいね^^
まとめ
この記事を書いていて筆者が何年か前に
「緑茶はインフルエンザ予防によい」と聞いて
いつもなら麦茶を飲んでいたのですが、
冬には水出し緑茶を作って子供にも飲ませていたのを思い出しました。
これは氷水で煮出したときに含まれる
「エピロカテキン」から来ていたんですね。
当時は氷水でないと、ということは知らずに必死で水出しで作ってましたから、
「意味なかったじゃん!」と、
一人突っ込みしてしまいました(笑)
今日からは氷水で水出し緑茶を作ろうと思います。
緑茶もそうですがカラダによいと言われるものも取り過ぎると
かえってカラダに悪いとなったりしますので、
せっかくの効能も私みたいに意味なくならないように、
皆様は注意して美味しい緑茶を飲んでくださいね。