子供が学校に行けない…
まさか自分の子が不登校になるなんて思ってみなかった…
どのような接し方が正解なのか、
分からなくなってしまいますよね。
親が説得したら子供は学校に行けるようになるのでしょうか。
不登校の子供に対する対応をまとめてみました。
不登校児の親必見!間違い対処を知って逆効果になるのを防ごう!
自分の子供が学校に行けないと知った時、
たいがいの親は必死になって子供を学校に行かせようとします。
その言動や行動が不登校になってしまった子には辛く感じ、
さらに学校に行けなくなってしまうこともあります。
親がやってしまいがちな間違いとして最も多いのは、
学校に行けない理由を聞き出そうとすることです。
どうして行けないのか。
なにか学校であったのか。
聞きたいことはたくさん出てくるでしょう。
しかし、子供にとっては心の準備ができていないので、
上手く話すことは難しくなります。
両親に聞かれるたびに責められているような気持ちになり、
親にまで心を閉ざしてしまう可能性もあるのです。
そうならないためには、
学校に行けない理由をしつこく聞くのは辞めましょう。
子供にとっての「味方」でいることが一番大切です。
味方になり、受け入れてあげましょう。
自分でも学校に行った方がいいと分かっています。
しかし、分かっているのにそれができないのです。
それを受け止めてあげましょう。
行きたくない理由を詮索するのではなく、
ありのままを受けとめましょう。
不登校児にしてはいけない?親がやりがちな逆効果な対処とは?
自分の子供が不登校になると、
親がやってしまいがちな対処があります。
・行けない理由を聞き出そうとする
「どうして?」「何かあったの?」
と、子供に学校で何かあったのかを聞いてしまう親は多いです。
心配ですし、聞きたくなる気持ちは凄く分かります。
学校の何が嫌なのか理由を知って、
早く学校に行けるようになってほしいと親なら思うはずです。
しかし、これが「責められている」と感じ、
逆効果になる可能性があるのです。
・学校に行けない子供を責める、追い詰める
理由が分からないことで親自身もイライラしてしまい、
子供を責めてしまいます。
「やっぱり自分はダメ」とさらに学校に行くことが不安になり、
心を閉ざしてしまいます。
・脅す
「学校に行かないと○○できないよ」など、
言ってしまったことはありませんか?
そんな時、声も大きな声になってしまっていませんか?
親が正論を子供に言うとき、
大きな声になってしまうそうです。
そして、子供は傷つくのです。
子供のことを思っての行動が、
逆に子供を傷つけている可能性もあります。
まずは、親自身が落ち着き、
子供が安心していられる場所になってあげましょう。
まとめ
不登校になった時、親の説得では正直効果はないと思います。
説得されるたびに子供は責められているような気になってしまうのです。
私にも少し似たような経験があります。
私の娘は小学校1年生の時に、
たびたび「学校に行きたくない」と泣いてしまう子でした。
シクシク泣くどころではなく、
もうパジャマから着替えない、泣き叫ぶ、逃げ回る、など
行きたくないと言い出した日の朝は本当に大変でした。
最初は癖になってしまったら大変だと思い、
無理矢理学校まで送って先生にお願いしていました。
しかし、ある時に無理矢理行かせることをやめました。
長女の成長で力もまし、
逃げ足も速くなるので私が疲れてしまったのです。
正直、体力もでしたが心も疲れてしまい、
「もう、休ませてもいい」と思うようになりました。
誰だってそうですが連休明けが一番、娘は学校に行きたがらないので、
「来週は学校で○○があるね」や
「もう少しで夏休みだね」
「もうすぐ遠足あるね」など、
娘が楽しみにしていることを言い聞かせるようにしました。
すると、だんだんと「行きたくない」と
言い出すことは減っていきました。
学校行事や夏休み、冬休み、給食など
なんでもいいと思います。
学校には、
「あなたの楽しみにしていることがこんなにあるんだよ」と、
話してあげたことが良かったかなと思います。
また、前にテレビで不登校になってしまった小学生の女の子の話を見ました。
両親は彼女を受け止め、
母親は仕事をしばらく休み、
彼女といろんな場所に行き、
いろんな話をして過ごしたそうです。
そのうちに、彼女は学校に行けるようになりました。
学校に行けないけど、
責めずに自分の話を聞いてくれる両親に安心し、
「味方はちゃんといる」と安心したからかもしれません。
説得や責めるのではなく、
学校に行けない目の前の子供を受け入れ、
いつでも子供の味方でいてあげることが一番大切だと思います。