赤ちゃん時代が終わって、
自我が芽生え始める2歳くらいになると
子供が大泣きして泣き止まないときって
ありますよね?
いろいろ声掛けしたり、
抱き上げたりしても泣き止まず、
どうしようもなくほっておくことも
あるかと思います。
しかし、泣いてる子供を放置するのは、
「大丈夫なのかな」
「心に傷ができないかな」
「虐待にならないかな」
って、心配になることもありますよね。
子供が泣き止まない時の正しい対処法や、
どうしても困ったときの相談先など
お話ししたいと思います。
子供が泣き止まない!どうしてもダメなら放置してもOK?
子供が成長し、
自我が芽生える2~3歳くらいの時代は、
「魔の2歳児」
「魔の3歳児」
「イヤイヤ期」
などと呼ばれています。
子供の脳が発達し、
- なんでも自分でやってみたい
- こうしてほしい
などの欲求を、
伝えたいけど上手に言葉を話せないこの時期。
子供の成長とはわかっていても、
なかなか泣き止まない子供に
こちらもだんだんイライラしてしまいます。
そんなときどうすればよいのでしょうか?
まずはとにかく、
泣かれても「慌てない」ことです。
泣き声を聞くと、
どうしてもかわいそうですし、
人の目があるところだと早く泣き止ませなくちゃと
慌ててしまいますが、
慌ててしまうと、
どうして泣いているのか、
どうしたら泣き止ませられるか
考えられなくなりますので、
まずは、一呼吸。
子供の成長だと思って落ち着きましょう。
次に、コミュニケーションをとってみましょう。
だっこしてスキンシップを取りながら、
子供の気持ちを考えて
「○○したかったんだよね」とか
「○○だったんだね」
と伝えてあげましょう。
小さい子は話してもわからないと
思うかもしれませんが、
きちんとことばで
「○○だけど、今は○○できないんだよ」
という理由を説明してあげましょう。
暴れるかもしれませんが、
根気よく落ち着いて話してあげましょう。
それでもダメなときは、
何かで注意をそらしましょう。
2、3歳の子供は急に泣き止む時があります。
「あっ、あっちに○○があるよ」とか
「お家に帰って、○○してあそぼうか」など、
ぱっと切り替えるお母さんの演技力も必要です。
それでもだんだんと
泣き止まないことにイライラしてきて
「はやく泣き止みなさい!」とか
「なんで泣くの!」などと
泣いてること自体を怒ることは止めましょう。
その一瞬は泣き止むかもしれませんが、
なんで怒られてるのかわからなかったり、
今度は怒られたことに対して
泣き出したりして逆効果になります。
なにをやってもダメなときは、
じっと泣き止むまで待ってみましょう。
放置というと言葉は悪いのですが、
放っておくということです。
泣くということが効果的な方法ではない
ということをわかってもらうためにも、
相手にしない、反応しないことも必要です。
外であれば危険がないことを確認しつつ、
そばで寄り添う。
お家の中であれば料理をしたり、
トイレに行ったり、
席を外してみたりしましょう。
周りの目が気になるときは、
「うるさくしてすみません」と伝えて、
子供には反応しないようにしましょう。
子供が泣き止まないことがストレス…こんな場所に相談してみよう
それでも毎日毎日泣き止まない子供に
イライラがつのり、
ストレスになってくることはあります。
子供の泣き声を聞くだけで、
ドキドキとしてしまったり、
子育てが楽しくなくなってきたりしたときは、
思い切って相談してみましょう。
最初にお父さんやおばあちゃんなど
身近な人に相談してみましょう。
自分がこんなに
ストレスを感じているんだということを
分かってもらうためにも
気持ちを話しておきましょう。
ただ身近すぎて話しづらかったり、
かえって気持ちが伝わらないことも
あるかもしれません。
そんなときは住んでいる市町村で、
育児の無料相談を利用してみましょう。
電話の無料相談など行っている
市町村もありますので、
気軽に電話してみましょう。
地域の子育て支援センターや
企業がおこなっている
赤ちゃん相談室もあります。
あまり抱え込まずに
愚痴を聞いてもらうつもりで
電話してみましょう。
また、地域の一時預かりをしてくれる
保育所などでも
相談に乗ってくれることがあります。
もしかしたら何か病気などが
隠れているかもしれません。
まずはいつも行っている
小児科の先生に相談してみましょう。
このままではノイローゼになってしまう、
子供に手を挙げてしまうかも…となる前に、
ちょっと勇気を出して、
どこかに助けを求めてください。
まとめ
赤ちゃんや子供は、
泣くのが仕事とわかっていても、
泣き声をずっと聞いていると
追いつめられることもあります。
子供の安全は確認しつつ、
放置(放っておく)することも
時には必要なことなのですね。
お母さん、お父さんの気持ちは、
子供にも敏感に伝わります。
あわてずに
落ち着いて対応できるといいですね。
そしてどうしても心に余裕が持てないときは、
思い切って相談してみましょう。