子供の叱り方に悩んでいませんか?
私たちが子供の頃は、
叱られるといえば殴られることも当たり前でした。
でも最近では、
子供を叱るのに叩くのはよくないと言われていますよね。
実際のところ、
どうなんでしょうか。
子供の正しい叱り方とはどういうものなのか、
見ていきましょう。
子供の叱り方で怒鳴るのはNG!やってはいけない叱り方7つ!
子供が悪い事をしたり、
何度言っても言うことを聞かない時、
ついつい怒鳴ってしまうことありませんか?
そもそも「叱る」と「怒鳴る」は違う、
ということを理解しておきましょう。
「叱る」というのは、
子供が危険な行為をした時などの事実に対してですが、
「怒鳴る」というのは感情が入ってきてしまいます。
怒鳴ると、子供は言うことをききます。
しかし、それは単に怖いからでしょう。
なぜ怒られているのか、
実際はあまり分かっていないのです。
また怒鳴られることで、
自分を否定されたように感じ、
自分はダメなのだと感じ自己肯定ができない子になってしまいます。
さてここで、
やってはいけない叱り方を紹介します。
1. 情的に叱る
情緒不安定な子になってしまう可能性が…
2. 子供の言い訳を聞かない
子供の言い分もあります。
頭ごなしに怒るのではなく、
冷静に子供の話を聞いてあげましょう。
・昨日と今日で言うことを変える
昨日は怒られなかったのに今日は怒られたなど、
一貫性を持っていないと親に不信感を抱いてしまいます。
・いつまでも叱り続ける
くどくどといつまでも言い続けることで、
親の意図が分からなくなってしまいます。
・両親2人が一緒に叱る。
2人に叱られると、子供の逃げ場がなくなってしまいます。
一方はフォローする側でいましょう。
・親の都合で叱る
疲れているからといって八つ当たりで叱ってはいけません。
後で自分が後悔するだけです。
・人格を否定する言葉や子供を突き放す言葉はやめましょう。
子供の心に深い傷となってしまいます。
いかがでしょうか?
どれかあてはまっている方もいるのではないでしょうか。
私も、頭では分かっていても、
言うことをきいてくれない子供に対し、
つい怒鳴ってしまうことがあります。
怒鳴ってもいいことはお互いにありません。
あてはまることがあれば、
見直していきましょう。
子供に伝わる叱り方って?子供にもわかりやすい伝 え方とは
では、なんで叱られているのか、
子供にちゃんと伝わる叱り方ってどうすればいいのでしょう。
コツを紹介します。
・直後に叱る
時間がたつとすっかり忘れてしまいます。
叱ることがあったら直後が一番いいタイミングです。
・具体的に伝える
注意すべき点、改善していく点を指して叱りましょう。
店の中で走り騒いだこと、おもちゃを投げたこと、など。
また、その時に理由も一緒に話しましょう。
他の人にぶつかってしまうかもしれない、
友達の顔にあたってケガをしてしまうかもしれない、などです。
その時に人格を否定するような、
「あなたはダメな子」
「あなたは乱暴者」
などの言葉は言ってはいけません。
・目を見て真剣に叱る
よくやってしまうのが、
ちょっと離れた場所から子供をみて、
「ダメだよ」と言うことです。
そして何度言ってもきかないので怒鳴ってしまいます。
これは子供に何も伝わっていないからです。
目を見て、何がいけなかったのかを具体的に、
また短めに叱りましょう。
まとめ
子供がいうことをきいてくれないと、
イライラしてしまいますよね。
しかし何度言っても同じことを繰り返してしまう場合、
もしかしたら子供に伝わっていないからかもしれません。
子供を叱る必要ができたときは、
まずは自分を落ち着かせ、
怒鳴るのではなく、
相手のことを考えた「叱る」をできるように心がけましょう。
叩いて育てられると、
お友達にも手を挙げてしまう子が多いようです。
自分の子供に、
誰かに手をあげるような子になってほしくありませんよね。
そのためにも、
今はあなたが叱り方に関して変わる時かもしれません。