梅干しは昔から体に良いとされていますが、
子供が梅干しを食べ過ぎると、
どんな影響があるのでしょうか?
また子供が梅干しを食べる場合、
どれくらいが適正量なのか、
食べさせても良いとされる年齢は何歳なのか。
解説していこうと思います。
子供が梅干しを食べ過ぎると影響は?どの程度ならOK?
子供に梅干しを食べさせる場合、
どの程度ならOKなのでしょうか。
結論から言えば、
半分~1個までが目安になります。
中には、
子供が梅干しが好きで欲しがって1個じゃ満足してくれない…
なんて方もいらっしゃいますが、
体に良いとされるものでも何でも、
摂り過ぎは良くありません。
子供が梅干しを食べ過ぎた場合に与える影響には、
どんなものがあるのでしょうか。
梅干しは、皆さんご存知の方が多いように、
塩分が多く含まれます。
そのため大人でも子供でも、
食べ過ぎることによって、
以下の症状を起こす場合があります。
梅干しの食べ過ぎによって起こりうる症状
●腹痛や下痢
体調不良の時には特に、
クエン酸を多く摂取しすぎることによって消化不良を起こし、
腹痛や下痢という症状が出る可能性があります。
食べ過ぎている訳でもないのに、
梅干しを食べる度に腹痛や下痢の症状がある場合は、
アレルギーである可能性もあるので、
その場合は検査をしたりするなど、注意した方がいいですね。
●むくみ
梅干しに含まれる塩分を多量に摂取し続けることによって、
体は水分を溜め込もうとするため、
手足や顔がむくんでくるということはあるようです。
子供に梅干しいつから食べさせる?適正な年齢はこれ!
子供に梅干しあげる場合、
いつから食べさせても大丈夫なのでしょうか?
何歳とか、適正な年齢という表現が正しいかわかりませんが、
与えても大丈夫と言われているのは1歳過ぎてからと言われているようですね。
しかし9ヶ月頃から、
塩抜きしたものであれば離乳食で使うこともできますよ。
梅干しは大人の健康に良いだけでなく、
子供にとっても良い効能が期待できます。
梅干しに期待できる7つの効能
・食中毒予防
クエン酸による殺菌効果で食品を食中毒菌から守ってくれます。
●胃ガン予防
胃がんの原因と言われているピロリ菌の動きを抑える効果が期待できます。
●糖尿病予防
血糖値の上昇を抑える働きがあります。
ただし糖尿病患者には血圧が上がりやすいので、
その場合には減塩のものを少量だけ食べるようにした方が良いです。
●動脈硬化予防
血管収縮作用のあるホルモンの働きを整えて、
動脈硬化の発生を抑制する効果が期待できます。
●インフルエンザ予防
インフルエンザの増殖を抑える効果があると研究結果からわかっているそうです。
●抗酸化作用
梅に含まれる梅リグナンには強い抗酸化作用があるため、
生活習慣病やガンなどに深く関わっているとされる活性酸素を抑制し、
健康な身体を保つ手助けをしてくれます。
●疲労回復
クエン酸に疲労物を抑える効果があるため、
疲労回復効果が期待できます。
まとめ
梅干しは、大人はもちろんですが、
子供にとっても良い効果がたくさんあります。
特にインフルエンザは毎年流行していますし、
梅干しで予防が期待できるのであれば、
なおさら子供に食べさせたいですよね。
家族みんなで梅干しを食べて、
健康な身体を保つようにしたいですね。
しかしどんなものでもそうですが、
食べ過ぎは逆に悪影響を及ぼすこともあるので、
食べ過ぎないように、適度な量を摂取するようにしましょう。
今では、はちみつ漬けや減塩のものなど、
いろいろな種類の梅干しがありますが、
どの種類の梅干しも、塩分が多く含まれていることに変わりはありません。
減塩だから大丈夫と過信して食べ過ぎないようにしましょう。