24時間風呂の最大のメリットと言えば、
24時間、お風呂の準備をする必要もなく、
いつでもお風呂に入れることですよね。
24時間風呂ですから、
毎日のお風呂掃除、お湯の張り替え等、
ママにとっての負担の1つでもあるお風呂掃除という家事を、
減らしてくれます。
しかし、24時間いつでも最適な温度のお湯に入れるということは、
浴槽には常にお湯が張ったままの状態であるということです。
…ということは、
お湯が汚いのではないかと、
衛生面に関して少し心配もありますね。
お湯が汚いと細菌も繁殖しやすいのでは?
と思ってしまいます。
この記事では、
・24時間風呂のお湯は汚いのかどうか?
・24時間風呂は最近の危険性がないのか?
・赤ちゃんとか小さな子供を入れても大丈夫なのか?
という疑問を解消していきます。
24時間風呂は細菌が沢山で危険なの!?その真相とは
24時間風呂は、浴槽内のお湯を24時間、
常に循環させているんです。
ここでまず疑問になるのが、
それってお湯は汚いの汚くないの、ということ。
細菌がたくさん繁殖してしまっていて危険なのではないか、
と心配になります。
24時間風呂は、
浴槽内のお湯がフィルター内を通った後、
製品に内蔵されている活性石や鉱石によってお湯をきれいにするため、
ろ過されているんです。
ろ過されたお湯は、
さらに細菌などの問題をクリアするために、
オゾン線・紫外線などで殺菌されているんですよ。
これらの処理がされた後に、
加熱されてから浴槽内に戻されるので、
何人入浴した後であっても、
お湯はきれいな状態を保てているんです(^-^)
それでも36度前後という、
ちょうど浴槽のお湯くらいの温度で繁殖しやすいと言われ、
以前は24時間風呂の問題点ともなっていたレジオネラ菌の心配が残りますよね。
しかしこの問題が表面化したのをきっかけに、
以前とは比べものにならないくらい各メーカーが、
かなり高い殺菌設定値を設けているんです。
だからレジオネラ菌など殺菌に対しても、
その高い基準をクリアしたものを製品として世の中に出しているので、安心できますよ。
24時間風呂、赤ちゃんも使って大丈夫?いつから入れていい?
結論から言えば、ダメなことはないです。
最近では、24時間風呂の家庭も少なくないのか、
私が上の子供たちを出産したときには言われなかったのですが、
一番下の子を出産した時は入院中に、
家が24時間風呂かどうか聞かれました。
我が家は24時間風呂ではないのですが、
その時に気になったので助産師さんに聞いたことをご紹介します。
その時に言われたのは、
「24時間風呂も以前より菌の心配もないけど、0ではないから、小さいうちは、やっぱり24時間風呂はおすすめではないんだよ。もちろん、絶対にダメとは言えないんだけど」
とのことでした。
やはり菌の心配が0ではない部分を考えたら、
助産師さんとしてはおすすめできる訳がありませんよね。
赤ちゃんは、最初のうちは沐浴ですし、
浴槽につけることもないと思います。
なので問題ありませんが、
1ヶ月検診が終わると、
少しずつ浴槽につかることを考えだすかと思います。
24時間風呂に入れても、
出るときにシャワーで流してあげればいいですが、
それでも心配なら、しばらくはベビーバスでもいいですね。
ベビーバスが小さくなってきたら、
その頃から24時間風呂に変えるのもありだと思います。
いずれにしても、
赤ちゃんや幼い子供を24時間風呂に入れる場合には、
湯船からあがったら1度、シャワーで流してから出るといいですね。
まとめ
家族がお風呂に入る時間がバラバラだったり、
人数が多い場合、
24時間風呂の方が経済的にも良いですね。
しかし24時間風呂に自分が入るのは抵抗ないけど、
子供を入れるのは細菌などが気になるという人も少なくないと思います。
そんな時には、
お風呂から出る前にシャワーで1度きれいに流してあげましょう。
24時間風呂は常にお湯を循環させ、
ろ過・殺菌をしたお湯が湯船にある状態ですから、
きれいなお湯です。
しかしメンテナンスなどはしていく必要はありますし、
お湯も定期的に変えるようにしていきましょう。
水質検査をすることも出来るので、
水質検査を行えば、なお安心できます。