毎年必ずやってくるお正月。
そのお正月に欠かせないのが「お正月飾り」ですが、
みなさんはそのお正月飾りの処分はいつ行うか知っていますか?
どう処分すればいいか知っていますか?
いくら面倒臭くても、そのまま飾っておくわけにはいきませんし、
処分しようと思っても、ゴミ箱にぽいってわけにもいかないし、
「一体どう処分すればいいの?」
というわけでこの記事では、
お正月飾りの処分方法を、
いつ
どう処分するのか
詳しくご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね( ´∀`)
今更聞けないお正月飾りの処分方法!自宅で自分でする場合!
まずは、自宅でお正月飾りを処分する方法からご紹介したいと思います。
最初に、必ずお清めをしましょう。
①大きめの新聞紙を用意します。
↓
②その上にお清めする飾りを置きます。
(門松、破魔矢、しめ縄など)
↓
③お清め塩を、お正月飾りに振ります。
↓
④左→右→中央の順番に、3回塩をかけます。
お清めが終わったら、そのまま新聞紙でくるんで処分して終了です!
意外と簡単にできますね。
分別区分としては、燃えるゴミで大丈夫ですが、1度確認しましょう。
しめ縄や門松の処分はこのような方法になるのですが、
鏡餅はどうでしょうか。
実はお供えした鏡餅には、力が備わると言われています。
それを食べることで、1年間病気や怪我をすることなく、
安全に過ごせることに繋がるのです。
しかし、ただ食べればいいというわけではありません。
住む地域によって異なりますが、
鏡餅だけは、鏡開きの日に処分しましょう。
一般的に鏡開きの日は、1月11日だといわれています。
関西の一部の地域では、1月15日になっていますね。
そして切り分ける際ですが、
包丁などの刃物で鏡餅を切る=切腹を連想させてしまいます。
なので、レンジでチンして手でわけてあげましょう。
手でわけるときは、火傷しないように注意してくださいね!
しばらく飾ってあった鏡餅は、
硬くなっている場合があるのて水につけてみてください。
家族全員で、おいしく頂きましょう。
お正月飾りの処分を神社で!とんど焼きか初詣の時に持っていこう!
続いては、正月飾りの処分を神社で行う方法です。
一般的には、神社に持っていき、
「とんど焼き」にて処分したほうがよいでしょう。
とんど焼きって何?
という方、もしかしたら多いかもしれません。
ここで少し、とんど焼きについてご説明したいと思います。
とんど焼きとは、全国的に行われる神社やお寺の火葬のことを指します。
とんど、どんど、どんどん焼き、などなど、
地域によって色々な呼び方があります。
地域によってはまちまちですが、
毎年1月15日に行われることが多いです。
ここで間違ってはいけないのは、
正月飾りは「基本的に神社で処分」するということです。
神社=神様を祀っている
お寺=仏様
というように、神社とお寺はまったく別の場所なのです。
なるべく神社で処分しましょう。
地域によっては、
神社が少なくてお寺が多いところもあると思います。
必ずしも神社でなくてはいけないというわけではありません。
中にはお焚き上げを行うお寺や、
預かってくれるお寺もあるので、
1度確認しておきましょう。
お正月飾りを外すのは松の内が過ぎた1月7日が普通ですが、
その日からとんど焼きの日まで保管しておきましょう。
保管方法ですが、紙にくるんでから清潔な場所に置いておくことがベストです。
もしうっかり神社に行くのを忘れて、
とんど焼きの時期が終わってしまっても、
場所によっては引き取ってくれるところがあります。
中には受付できない神社もあるみたいなので、
最初に確認しておくといいですね。
まとめ
最近では、お正月飾りを使い回す家庭も少なくありません。
しかしお正月は、
年神様や御先祖様をお迎えする、大事な行事なのです。
年神様や御先祖様へ、
心からの歓迎を表すために飾るようになった、お正月飾り。
中でも、門松は「神様を迎いれる準備ができています」という印です。
昔からの風習の1つでもあるので、
できれば使い回すのではなく、
一度使った正月飾りはしっかり処分して、
毎年新しいものを使うことが理想ですよね。