社会人になると風邪やインフルエンザにかかることはあっても、
子供の頃のように感染症にかかることは少なくなりますよね。
『なんか痒いなぁ。。あれ?こんな赤いブツブツどうしたんだろう?うわ!全身!?』
なんてことがあると何を疑いますか??
アレルギーも無いし、
いつもの生活と何も変わったことはないのに、
突然蕁麻疹が出たとしたら不安ですよね。
年を重ねると病気に敏感になってきませんか?
原因が分からないことほど気持ち悪くて怖いものです。
蕁麻疹が出るということは、
体からのなにかしらのSOSかもしれません!!
突然発症する蕁麻疹にお悩みの方に、
蕁麻疹の原因についてご紹介します。
蕁麻疹の原因の一つとして考えられる内臓の病気とは
蕁麻疹は単なる肌トラブルではなく、
全身の病気や内臓の異常を知らせる症状でもあるそうです。
具体的にどんな病気があるのかというと、
膠原病や甲状腺疾患です。
病名は聞いたことあるけれど、
どんな病気なのかは分からないこともありますよね。
膠原病というのは、
自分の正常な細胞であっても体が敵だとみなして攻撃してしまう病気です。
膠原病とはいろんな病気の総称でもあり、
有名なのは関節リウマチやシェーグレン症候群でしょうか。
私の亡くなった祖父も関節リウマチで、
よく痛み止めを飲んでいたことを思い出します。
そんな膠原病が原因で発症する蕁麻疹は、
皮膚の毛細血管が破壊されるので、
普通の蕁麻疹とは違い、24時間以上続くそうです。
蕁麻疹が治るとその場所は色素沈着します。
病気だけあって仕組みが複雑ですよね。
少し難しいですが、アレルギー症状を引き起こす食べ物を食べたわけでも無く、
かぶれるような植物に触れたわけでもないのに蕁麻疹を発症したり、
その他に何か症状があれば、医者に相談するのが最善だと思います。
関節リウマチの祖父がよく『素人判断は良くない!』と言っていました。
蕁麻疹を引き起こす内臓の病気には様々な医者の意見があるので、
一概にこの病気が蕁麻疹を引き起こすとは言えませんが、
考えられる病気としては内臓系の疾患が多いようです。
ちなみに、膠原病も内科が管轄だそうですよ。
専門医がいる病院には膠原病内科という専門外来もあったりします。
蕁麻疹の原因が実はアルコールだったということも
蕁麻疹の原因には病気以外に何があるのでしょうか?
蕁麻疹の原因は大きく2種類に分けられます。
それはアレルギー性のものと、非アレルギー性のものです。
アレルギー性というのは、
食べ物や食品添加物に含まれているアレルギーの原因物質、
体の中で異常物質と認識されることで発症する蕁麻疹です。
非アレルギー性というのは、
摩擦や寒暖差などの体外からの刺激に反応して発症する蕁麻疹です。
今回注目したいのはアレルギー性の蕁麻疹です。
食べ物にはアレルギーがない人でも、
突然蕁麻疹を発症することが多くて困っている方!
お酒飲を飲む習慣はありませんか!?
実はアルコールが原因で発症することもあるんです!!
体の中には“ヒスタミン”という化学物質が存在します。
このヒスタミン、
アレルギー物質が体の中に入ってくると過剰に反応して大増加するんですって。
ヒスタミンは何をしている物質かというと、
血管を広げる作用をします。
なのでヒスタミンがどんどん増えると血管を押し広げて、
更には血管内の血漿(けっしょう)外に漏れてしまいます。
そうなった状態が蕁麻疹です。
で、なんでアルコールが原因なの?
それはヒスタミンという化学物質が、
アルコールに多く含まれているからです。
何かに反応してヒスタミンが増えるのではなく、
そもそもアルコールを飲むということは、
既に多くのヒスタミンを体内に入れているということなんです。
こんなふうにアルコールを摂取することで蕁麻疹が出る人は、
アルコールアレルギーの可能性があります。
まとめ
どうでしたか?
ご自分に当てはまるところはありましたか??
もしアルコールアレルギーかもしれないと思った方は、
摂取するアルコール量を減らすなど調整をしてみてください。
発症して数時間で消えてしまう蕁麻疹は原因を特定することが難しいかもしれません。
頻繁に発症したり、
蕁麻疹以外に変わった症状があるときには、
内科を受診してみた方がいいかもしれませんね。
健康診断を受けていない方は人間ドックにいってみたり、
自分の体の状態を把握することも大切です。
いつものことだから!
と後回しにすることなく、
生活習慣を見直すきっかけにしてみてください。